私のトルコ旅行記。神聖な街並みと人々の優しさに感動した!!

こんにちは♪Akoです。

今回はオーストラリア留学中に仲良くなったトルコ人の友達を尋ねるために、いざトルコへ!

たくさんの感動をもらった私のトルコ旅行のお話をご紹介します。



モスクの美しさに圧倒される日々

留学中に仲良くなったトルコ人の友達に、「トルコに絶対来てね!約束だよ!」と念を押され、オーストラリア留学を終えて日本に帰国前にトルコに行くことにしました。

以前から、トルコに行きたいと思っていたので、「友達もいるし、行くしかない!」ということで、トルコに向かいました。

空港に付いたのは真夜中。迎えに来てくれた友人とハグを交わし、彼女の家まで行きました。その日は長時間のフライトだったということもあり、夕食をいただき、そのままベッドにもぐりこみました。

翌朝5時ごろ、外から聞こえる音で目が覚めました。「なんだろう?」と思いながら、窓を開けてみると、近くのモスクから歌のような声が聞こえます。

私より先に起きていた友人に聞いてみると、「この声はアザーンといって、お祈りの時間を示すための合図だよ。」と教えてくれました。トルコ初日の朝は、とっても神聖な気持ちで目覚めることができたのでした。

その日は、イスタンブールの街を散策。ガイドブックなどの写真で見ていたけれど、実際のモスクは、とっても大きくて、とっても美しいものでした。

「中を見ることはできるの?」と聞くと、「もちろん。」といって、イスタンブールでも有名なブルーモスクに連れて行ってくれました。

モスクの中は、それはもう壮観で、大きなシャンデリアのような明かりがつるされ、厳かな雰囲気に息を飲みました。装飾の繊細さや、高い天井、お祈りをする人々の姿、全てに感動。

そしてもうひとつビックリしたのが、カーペットが床暖になっていたこと!私がトルコを訪れたのは12月。とっても寒いトルコでは、床暖は必需品のようでした。

日本人にはありえない?トルコのフシギな食文化

私の友人の家にステイしていたこともあり、トルコの家庭料理をたくさん食べさせていただきました。

トルコ料理は、本当に何でもおいしくて、ケバブや、魚のフライ、デザートにはパイをシロップ漬けにしたバクラバなど、おいしいものがたくさんありすぎて困るぐらいでした。(笑)

ただひとつだけ、なかなか受け入れがたかったのが、ヨーグルト。日本では朝食などに、はちみつやお砂糖をかけて甘くして食べることが多いですよね。トルコでは、食事の際にいつもヨーグルトが出ます。

初めて食卓に出されたヨーグルトを見たときは、「このヨーグルトはどうやって食べるの?」と思い、友人に聞いたら、「私たちは、何にでもヨーグルトをかけて食べるのよ」と。

ハテナな私を横目に、みんなお肉料理と一緒にヨーグルトを食べたり、トマトシチューにかけたりしていました。

私もマネしてかけてみると、「う~ん。酸っぱい…..。」日本人の私には、ちょっと慣れない味でした。

バス移動中に起こったトラブル

イスタンブールから他の友人を訪ねるために、バスでサフランボルという町を目指しました。バスはとっても快適で、フリーWIFIがあったり、紅茶やお菓子のサービスがあったりと、長旅でも疲れを感じないほどでした。

「もうそろそろ着くかな」と思っていると、突然乗務員のお兄さんが来て、トルコ語で何か言いだしました。

全く何を言っているか分からず、「もうすぐ着くってことですか?」と英語で聞いても、彼は困った顔をするだけ。

私の頭はパニック。「何が起こっているの???」と思っていると、運よく私の隣に座っていた女性が英語を話せる人で、「このバスは、サフランボルまで行かなくなったから、次の駅で乗り換えが必要みたいだよ。」と教えてくれました。

「えっ?乗り換え??直行便のはずだったのに、そんなことってある?」と思いながらも、その女性と乗務員さんにお礼を言って、降りる支度をしました。

乗務員のお兄さんはとっても優しい方で、私の荷物を降ろすのを手伝ってくれ、私が乗るべきバスまで連れて行ってくれました。そして新しいバスの運転手さんに、「この子はトルコ語が話せないけど、サフランボルまで行きたいから、着いたら教えてあげてくれ。」というようなことを言ってくれました。

ちょっとトラブルはあったけれど、トルコの人の優しさに心がほっこりしました。

言葉が通じなくても大丈夫。ホストファミリーとのお出かけ

サフランボルという町は、UNESCOに登録されている、とっても素敵な街でした。アンティークな街並み、ステキなアザーンの声。ずっとここにいたいなと思えるような場所でした。

ある日、私の友人は用事があるということで、彼女のお母さんとお父さんが観光に連れて行ってくれることに……なったのですが、私はトルコ語が話せず、彼らは英語が話せない。

私の友人に、「何かあったらこれを使って。」とトルコ語と英語の辞書を渡され、出かけることに。

「どーやってコミュニケーションを取ろうかな?」と思っていたのですが、彼女のご両親は、とっても素敵な方々で、辞書を使って、いろんな建物の説明をしてくれたり、たくさん話しかけてくれました。

「トルコに行く前にトルコ語を勉強しておけばよかった。」と後悔したものの、ご両親の優しさのおかげで、言葉が通じなくても、とっても充実した一日になりました。

あとがき

アジアと中東、ヨーロッパに面したトルコは、何とも言えない独特な雰囲気のある国でした。

そして人々がとっても温かい!優しい人の多い国だなぁと感じました。

私が行った12月は、オフシーズンで、いくつかの観光地には行くことができなかったのですが、美しいトルコの雪景色と、人々の優しさに触れることのできた、とびっきりの旅行となりました。