あなたが英会話をしている時に「wanna」「gonna」「gotta」この3語を聞いたことがありますか?
もしくはこれらの言葉が出てきたのに聞き取ることが出来ず、何を言っているのか分からなかった、なんてことはありませんか?
これらの言葉はネイティヴスピーカーが頻繁に使うフレーズなので、これらを知らないと大変なことになってしまいます!
そんな困った事態にならないよう今回はこの3つの言葉の使い方やポイントについてお話ししていきたいと思います。
大切なフレーズなのでしっかり覚えていきましょうね!
wannaの意味と使い方
Wanna = want to, do you want toまたはwant aです。
カジュアルな表現なのでメールやSNS、友人間などでは使うことが出来ますがビジネスの場では使えないので注意しましょう。
基本的には自分や相手のしたいことや近い未来に実現したいことを表す時に使います。
<使い方>
(彼とデートしたい)
(ケーキ食べたい)
※もとはI want a piece of cake の形。食べたいものが目の前にあり明らかにケーキだとわかる時は I wanna peace だけでもOKです。
(これ食べたいの?)
(あの映画観たいの?)
Wannaはwant to のことなので肯定文でshe/heが主語の時は使うことが出来ません。また過去形は基本的にありませんが、SNSなどでwannated to などと無理やり過去形にして使うこともあります。
しかしこれは日本語の「ディスった」のような意味は分かるけれど間違った使い方であるスラングなのでwannaよりは使用頻度が低くなります。
gonnaの意味と使い方
I’m going to…のgoing toの部分がgonnaになります。なので必ずgonnaの前にはbe動詞が必要ですね。時々つけ忘れてしまっている文章を見ますので気をつけてください!
またI’m gonna, she’s gonnaなどの文章はgoing toつまり「未来の予定を表す」というニュアンスがあります。
例えば
- I’ll do it.
- I’m gonna do it.
は日本語ではどちらも「私がやります」になりますが、
細かいニュアンスとしては、①は「私が私の意思でやりますよ」という感じ、②は「私が(私の意思とは関係なく)やることになっています」という感じになりますね。
<使い方>
(電車に乗るね!)
(大丈夫だよ)
※ちなみにaは「エイ」と読みOKであることを強調する子供などに使う表現です。
このgonnaは主にアメリカで使われる表現になります。イギリスなどではこの表現を嫌う人もいますが、スイスや中国、イタリアやメキシコなど英語圏でない人が英語を話す時にも多用されていますね。
gottaの意味と使い方
Gotta = have got toです。これは「〜しなければいけない」つまりshouldやhave toと同じ意味になりますね。
gottaは過去完了形が含まれていますが、ここでもう一度英語の過去完了形が持つニュアンスをおさらいしてみましょう。過去完了形が持つニュアンスは「〜した、だから…」というものでした。
少し例を見てみましょう。
I gotta go now.
(行かなくちゃ→だからもう行くね)
You gotta help her out.
(彼女を助けてあげなくちゃ→だから助けてあげて)
こんな風に第2段階の訳「(だから)もう行くね」「(だから)助けてあげて」で理解すると、話し手の気持ちまで理解することが出来ますね。
<使い方>
(ごめん、出なくちゃ)
※電話が急にかかってきた時など
(ここ片付けないと)
こちらの表現も主にアメリカで使われる表現になります。同じ英語圏でもオーストラリアなどではほとんど使われていません。
I gotta goは特によく使われるフレーズで映画などの字幕では「失礼します」などと訳されていることが多いですね。
まとめ
- Wanna = want to, do you want to, want a
- Gonna = going to
- Gotta = have got to
この3つがネイティヴスピーカーの間で多く使われているのは何と言っても言いやすいからです。
この3つを使いこなせればあなたの英語もよりスムーズにより多くのことが言いやすくなると思いますよ!試してみてくださいね。