今回は「是非」の英語表現について解説したいと思います!
でも、日本語の「是非」は色々な意味を持っていますよね。シチュエーションによって「是非」も色々な意味の「是非」が使われます。
これは日本語では「是非」という言葉で通じるけれど、あくまで日本語の場合だからだということなんです。
「是非」を使う場合はどんな意味で使うかを理解すれば、英訳がしやすくなります。
今回はそういったことを含めて解説していきますね。
目次
「是非」の英語表現の代表的な4つのパターン
「是非」を使う時ってどんなシチュエーションの時かを考えた時に、代表的な4つのパターンがあります。
「是非やってみてよ!」人に何かをお勧めする時、「是非〜しましょう」人を誘う時、返事として「是非!」と答える時、「物事の是非を問う」物事の良し悪しの意味として使う時。
細かく言えばもっと違う使い方もあるかもしれませんが、よく使う「是非」のシチュエーションはこの4つのパターンじゃないかと思います。
この4つのパターンの使い方を覚えたら、あなたが「是非」を英語で使う時は困らないと思います。
それぞれ意味が違うので英語の表現の仕方も違います。
では次から具体的に見ていきましょう。
「是非〜やってみてね」人にお勧めする時の英語表現
人にお勧めをする英語表現になります。
I recommend the cake shop. It’s so delicious.
(そのケーキ屋さんお勧めやで!めっちゃ美味しいから!)
関西弁で日本語訳をしてみましたが、この中には「是非行ってみて!」の意味が含まれています。
直接的な「是非」の英語表現ではなく、「是非行ってみて!」の意味が含まれている英語表現になります。
他には、
You should try it!
(それ試した方がいいで!)
”should”には、「〜すべき」「した方がいい」という人にお勧めする意味を含みます。
そんな場合も「是非〜するべき」という意味を持っています。
「是非〜しましょう」人を何かに誘う時の英語表現
人を何かに誘う時の英語表現です。
Let’s try it!
(一緒にやろうよ!)
Let’s go!
(一緒に行こう!)
これらの英語文にも「是非一緒にやろうよ!」「是非一緒に行こう!」とも訳すことができます。
他にも人を誘う表現には、
Do you want to check the cake shop.
(そのケーキ屋さんをあなたにチェックして欲しい)
こちらの訳ですが、Do you want to 〜.の表現は人を誘いたい時に使われる表現です。
「是非〜しようよ!」という意味を持った英語表現になります。
人を誘う表現には、「Would you like to 〜?」「Why don’t you come 〜?」など色々な表現があります。
「是非!」返事に使う時の英語表現
相手の誘いを受けた時などの返事に「是非!」と答える時の英語表現です。
”Sure.” や”I’d love to!”、”I’d like to!”などが「是非!」と快諾する意味の英語表現になります。
I’d love to 〜. やI’d like to 〜.という英文は「〜したい」という意味の英文で、「是非!」と返事する場合は、”I’d love to!””I’d like to!”という表現になります。
「物事の是非」という意味で使う時の英語表現
物事の良し悪しの意味の「是非」は英語では、”right and wrong” や”the propriety of ”になります。
こちらも覚えておくと便利でしょう。
日本語にこだわらず伝えたい意味の英語表現をしよう!
ついつい日本語で言いたいことをそのまま英訳しようとしてしまいませんか?
私も英語の勉強のやり直しをはじめたばかりの時には、自分の日本語をそのまま英語に当てはめて伝えようとして英語が全然浮かんできませんでした。
英会話をする時のポイントは自分の日本語をそのまま英語にするのではなくて、伝えたいことが通じる英語に当てはめるということです。
日本語の意味を理解して、その意味になるような英語の表現をするのが、英会話がスムーズにできるようになるための重要なポイントです。
英語の勉強を再開してから私は日本語にも興味が出ました。普段使っている日本語はどんな意味を伝えているのかを考えることは英語の勉強に大切なことだとわかりました。
結局、私は相手にどんな意味を伝えたいのかがわからないと英語に変換することができません。中学レベルの英語の勉強で日常英会話は伝わると言われるのは、自分の伝えたいことが中学レベルの英語で表現できるからです。
あなたの伝えたいことを英語に置き換えればいいのです。
まとめ
今回は「是非」という意味を含む英語表現を解説しました。
英語の勉強のやり直しをはじめた時は『英語はやっぱり難しいなぁ』と思いました。でも続けていくうちに気づいたのは、普段使ってる日本語を全て英語にしようとするよりも伝えたい意味の英語を使えばいいということでした。
「是非」という言葉でもシチュエーションによって意味が違いますよね。そうすると日本語では「是非」という表現も英語で表現する時はシチュエーションによって全く違う表現をしないと本当に伝えたいことが伝わりません。
そのことに気づいたら、英訳が一気に楽になりました。伝えたいことが伝われば、英会話はオッケーなんです。
そして英単語やコロケーションなどボキャブラリーが増えるほど、伝えたい英語表現が増えていきます。英語は勉強するほど知識が増えて上達します。楽しんで英語の勉強続けてくださいね。