台湾で中国語を勉強中の友人を訪ねるために、私と、もう一人の友人と一緒に台湾旅行に行くことにしました。
台湾はご飯もおいしく、ステキな雰囲気あふれる国。
今回は、私たちの台湾女子旅のお話をご紹介していきます。
シンプルなご飯がおいしい!!
台湾に到着したのは、夜も遅い時間。「ちょっとお腹すいたよね~。」と言いながら、ご飯を食べれるところを探すことに。
遅い時間にもかかわらず、多くのレストランがまだオープンしていました。「きっと混んでるところがおいしいんじゃない?」と話しながら、お店をチョイス。
台湾では、メニューが読めなくても、なんとなく漢字からどんなメニューか知ることができるので、安心。私たちは、ルーローハンというものをオーダーしてみました。
これが、シンプルなのに、絶品!!ご飯の上に無造作に煮たお肉が乗っているだけなのですが、おかわりしたくなるほどのおいしさ。
私たちは、「良いお店をチョイスしたね。」と言いながら、台湾の夜食を楽しみました。
夜市の活気にワクワク&不思議な食べ物にビックリ
翌日は、台湾で留学中の友人と合流。台湾でも有名な夜市に連れて行ってくれました。
夜市はたくさんの観光客やローカルな人でとっても賑わっていて、いろんなおいしい匂いに包まれていました。
チャーハンや焼きそば、牡蠣の入ったオムレツ、マンゴーのかき氷、フルーツなどなど、いろんな食べ物が並んでいて、「全部おいしそう~。」と、お腹をすかせた私たちは、食べ歩きを楽しみました。
夜市を歩いていると、串焼き屋さんで、気になるものが。「この真っ黒な塊は何?」と友人に聞いてみると、「これは豚の血を固めたものだよ。台湾では結構ポピュラーなんだ。食べてみる?」と言われたのですが、私はちょっとしり込みしてしまいました。
「レバーみたいな感じでおいしい。」と、友人2人は押ししそうに食べていましたが、私にはちょっとチャレンジできない食べ物でした。
九份で映画の世界を楽しむ
今回の旅行の一番の目玉でもある九份へ。九份は、千と千尋の神隠しという映画の舞台となったと言われている、とっても素敵な場所なんです。
中国語を話せる友人の案内で、ローカルなバスで九份を目指します。バスに揺られ、どんどん山道を登っていくと、九份に到着。バスを降りると、九份の雰囲気にワクワクした気持ちが高まっていきます。
「どんな所なんだろう。」と思いを巡らせながら坂を上っていきました。
九份の入り口は、たくさんのお土産屋さんや、肉まんや餃子を蒸す湯気でとっても良い雰囲気。ただ、お店ばかりで、自分が思っていた感じではありません。
「なかなかイメージ通りの場所が見えてこないな。」と思いながら歩いていくと、突然、歩いてきた道とは違う風景が広がり、映画のような世界に引き込まれました。
味わい深い建物に赤い提灯がずらーっとならび、暗くなってきた道を照らします。「写真で見たよりも、ずっときれいだね~。」と話しながら、ステキな街並みを堪能しました。
日本の温泉宿街のような雰囲気もあり、台湾独特の雰囲気もあり、映画のセットの中に入り込んだような気持ちになりました。
絶景の中で台湾スイーツを味わう
友人に、「九份を登っていくと、人気の台湾カフェがあるから行ってみよう。」と誘われ、坂を上っていくと、そのお店はありました。
「どんなスイーツなの?」と聞くと、「日本のお汁粉みたいな感じだよ。」と言われ、友人おススメの温かいユーイエンというものを注文。
ユーイエンは、豆や芋、餅などが入ったスープのようなもので、とっても優しい味のお汁粉といった感じ。たくさん歩き疲れていたし、私たちが行った時は冬で、とっても寒かったので温かいスイーツは、私たちの心もお腹も癒してくれました。
「ここは絶景でも有名なんだ。」という友人に連れられ、窓際の席に行くと、「わーーー!!!」と私たちはビックリ。だいぶ坂を上ってきたので、山々が私たちの下にあり、街や海まで一望できるとってもステキなスポットでした。
あとがき
中国語が話せない私たちは、台湾の方々とコミュニケーションを取るのが難しく、中国語を勉強している友人に頼りきりになってしまいましたが、彼女はいろんな人に「中国語が上手ね。」と褒められていて、とってもうれしそうでした。(笑)
彼女の案内もあって、私たちの台湾女子旅は活気のある夜市を訪れたり、映画のような雰囲気を堪能したりと、とっても濃厚な旅となりました。