入国審査って、とっても緊張しますよね。
英語で対応しなければならなかったり、なぜか取り調べを受けている様な気持ちになります。(笑)
この記事では、私がワーホリで初めてオーストラリアに行った時の入国審査について、どのような流れで進んでいったのかをお話していきます。
ぜひ私の体験をもとに、オーストラリアの入国審査を乗り越えてくださいね!
ドキドキの入国審査
初めての長期滞在となるオーストラリアでの1年間のワーキングホリデー。
渡航前からドキドキで、いろんなガイドブックやワーホリのブログ、ウェブサイトなどを見て入国審査で気を付けることの情報収集をしていました。
それでもやはり不安が消えることはなく、「ワーホリでも帰りのチケットがないと入国できない。」とか、「銀行の残高証明が必要。」など、「本当にこんなに厳しいの??」とかなりビビッてしまいました。(笑)
オーストラリアに知り合いもおらず、頼りになるのはインターネットの情報だけ。
とりあえず備えあれば患いなし!ということで、何を聞かれても良いように残高証明や語学学校の申請資料など、できる限りを用意しておきました。
食べ物に厳しいオーストラリアの入国審査
オーストラリア渡航日当日。不安な気持ちいっぱいで、入国審査に臨みました。
ケアンズ乗り換えのメルボルン行きだったので、入国審査はケアンズで受けることに。飛行機内で書いた入国カードとパスポートを握りしめ、ちょっと優しそうな女性の審査官の列に並びました。(笑)
「う~。どんな質問をされるんだろう。」と心臓バクバクで待っているところに、「ネクスト!」と呼ばれ、私の番が来ました。
「ハーイ。」と挨拶をし、入国カードとパスポートを渡します。
彼女は手慣れた様子で入国カードや私のパスポートにスタンプを押し、「オーケー。」と言ってパスポートを返されました。
「えっ?それだけ??」何も質問されずに入国審査は終了。
どんな質問をされるかと思い、頭の中でたくさんシミュレーションしていたのに、何も聞かれずなんだか拍子抜けしてしまいました。(笑)
その後、スーツケースを受け取り、荷物検査へ。
オーストラリアは食べ物の持ち込み制限がとっても厳しいと聞いていたので、食べ物を持っていくのはあきらめていました。
「申請するものがなければ、荷物検査もすんなり行くだろう。」と思っていたのですが、入国カードを再度見てみると、「貝殻類でできたものは申請が必要」と書かれています。
「パールのネックレスは貝殻に入るかな?」と申請するかしないか、かなり悩んだ末、「後になって罰金とかになっても嫌だから、とりあえず申請しよう。」と、申請するものがあるに〇を付けました。
申請するものがあると入国カードに印をしたので、スーツケースを開けられ、全ての荷物を検査されました。(涙)
メルボルン行きへの乗り換えもあったので、「ちゃんと間に合うかな??」と、とっても心配になりながらも、検査官の質問に答えます。
「申請するものってなんですか?」と審査官、「えっとパールのネックレスを持っているんです。」と言うと、私の「パール」の発音が悪く、なかなか伝わらない。(笑)
何度言っても伝わらないので、現物を見せると、「あ~。パールね。ステキなネックレスだね。見せてくれてありがとう。」と、検査官のおじさんは笑顔を見せてくれました。
そして「食べ物とかは持ってないね。」と聞かれ、「ありません。」と答えると、「オーケー。行っていいよ。」と言われ、検査は終了。
「あ~、何もなくて良かった!!」と一気に安心モードになりました。
オーストラリアの入国審査はオージースタイル
初めてのオーストラリアの入国審査は、思っていたよりも簡単に終わりました。
ですが、それは私がラッキーだっただけで、たくさん質問されたり、別室に呼ばれる方もいるようです。
また、オーストラリアでは、持ち込みが厳しいのは事実。荷物検査場では、「食べ物は申請してください。」と検査官が一人一人に声を掛けます。
それでも人によっては、フルーツやお肉なんかを持ち込もうとしたりして、没収されたり、審査官に怒られている場面も目にします。
ですが、私の印象としては、審査官はカナダやアメリカに比べると、フレンドリーな感じです。
制服も夏場は半袖に短パンだったりして、「空港の職員がこんな格好で大丈夫?」と思ってしまうほど。(笑)
入国審査の時も、笑顔を見せてくれる審査官に会えたのは、オーストラリアぐらいです。
とってもおおらかな人が多いオーストラリア。2回目からの入国審査は、緊張せず通過することができました。
あとがき
入国審査は、審査官、そして入国する国によって、全然雰囲気が違います。
最近では、学生ビザやワーホリビザを申請すると、パスポートに情報が入るので、入国審査で多くの質問をされることはなくなってきていますが、それでも、滞在の理由は何かとか、どれぐらい滞在するのかなどのベーシックな質問には答えられるようにしておくと、スムーズな審査が受けられますよ。
また、申請するべきものは、申請したほうが良いです!
持ち込み禁止品の場合は、罰金や没収の対象となる場合もあります。なので、できるだけ食品は持ち込まない、持ち込む際は申請することをおススメします。
旅行や留学のスタートが楽しいものになるように、入国審査でのトラブルはできるだけ避けられると良いですね♪