人にとって、食事は、家族の大切な時間だったり、大切な体のエネルギー源だったりしますね。
ご飯と一緒に、複数のおかずと汁ものの日本の食事は、栄養素などもバランスが取れていて、世界から評価されています。
お魚や小鉢などに入った「おかず」ですが、英語ではなんというのでしょうか?
日本の食事事情とともに、「おかず」を英語でなんというかを見ていきましょう。
日本のおかずって「side dish」なの?
「おかず」を辞書で引くと「side dish」と出て来ると思います。
おかずは、食事の中で一番主なものなのに、「side dish」ってなんか変だな〜と感じてしまうのは私だけでしょうか?
でも、日本でのおかずは、「side dish」と訳されてしまいます!
なぜなら、日本の主食は「お米=ご飯」だからです。
普通、「side dish」というと、サラダだったり、お漬物だったりの付け合せのような感じがしてしまいますが、日本語の「おかず」というと肉でも魚でも「side dish」と言われてしまい、「主食」はご飯が「main dish」ということなんですね。
「main dish」の違い
ここでもう、お分かりの方もいると思います。
日本でいう「おかず」は、外国でいう「main dish」だということなんですね!
日本でいう主食「main dish」はご飯のような炭水化物になってしまうので、そこが根本的に違ったんですね〜。
ややこしいですが、お分かりでしょうか?
外国での「side dish」といえば、文字通り、メイン料理に添えられて出て来る野菜などの料理のことを指すんですね。
主食(Main) = お米、パンなど
副菜(side dish) = 魚、肉、サラダなど
主食(Main) = 魚、肉など
副菜(side dish) = 野菜料理、豆料理、マッシュポテトなど
このような呼び名の違いがあるからなんです。
ですので、単に辞書を引いて、おかずが「side dish」だからと、外国で肉や魚のことを「side dish」と言ってしまうと、通じないかもしれません。
「今晩のおかずは何?」を英語でいうと…
では、「今晩のおかずは何?」と聞く時は、なんていえばいいでしょうか?
(今晩のおかずはなんですか?)
となり、「side dish」は使いません。
また、この答えとして、
(今晩のおかずはステーキです)
となり、こちらでもside dishは使わないのが一般的なんです。
(今晩のおかず何にしたらいいかわからない〜)
(今晩のおかず、決めた!)
(今晩何のおかずを食べたいか教えて〜)
と「side dish」を使わず、代わりに「for dinner」というだけで、「夕飯のおかず」という意味になりますね。
ランチのおかずを聞くときは、ここと「for lunch」とすればいいのです。
コースメニューの表記
海外に旅行に行った時にレストランに入ったり、日本でも有名なフレンチレストランなどに行った時のメニューの見方をご紹介しましょう。
メニューは、基本的に、
- Appetizer (前菜)
- Salad (サラダ)
- Soup (スープ)
- Main (メインディッシュ)
- Side (サイドディッシュ)
- Desserts (デザート)
と書かれていると思います。
コースなら、この順で出て来ることからメニューにもこの順で書かれていることが多いですね。
それぞれ一品ずつ取るのでもよし。 お腹と相談して前菜とサラダとスープの中から気分に合わせて一品だけ頼むのも良いでしょう。 気軽なお店なら、友達と一緒なら、前菜やサラダを1つとって分けて、スープは1つづ取るとか。。。色々な組み合わせができますね。 メインは肉料理か魚料理のどちらかを選びましょう。 Entréeと書かれている場合もあるので、注意しましょう。 メインに添える野菜料理のことです。マッシュポテトやお豆料理、ブロッコリーやアスパラガスなどおなかに合わせて頼みましょう。 コースで食べた時のデザートは、割と一口程度の時もありますが、海外でデザートというととても大きいサイズが出てきてしまうので、気をつけてくださいね。 デザートはSweetと書いてあることもありますね。 改めて日本語の「おかず」を見てみると、外国でいうAppetizer (前菜)、Salad (サラダ)、Soup (スープ)、Main (メインディッシュ)、Side (サイドディッシュ)、すべてのことを言うんだな〜と気がつきました。 ご飯を主食という日本ならではの言い方なんです。 ぜひ、英訳や日本語訳する際は気をつけてくださいね。まとめ