「手前」、「奥」、「向かい側」や「内側」など、位置を表す言葉はとても種類があり、どんな状況においてもよく使いますよね。
日本語で言うには問題ないけれど、いざ英語で言うとなると途端に難しく感じてしまいます。
当てはまる単語を知らない、または例えば「In front of〜」で「〜の前に」という意味になりますが、「Front」だけ知っていてもこのイディオムを知らなければうまく伝えることができません。
今回は「位置関係」ということで、表現できるようになるために覚えなくてはいけない単語が多いです。
できるだけ簡単な例文でそれぞれの単語やイディオムを紹介しますので、どんどん身近なものを使って表現して、実際に単語を使ってくださいね。
単語を知ってから実際にぱっと言えるようになるまでには時間がかかりますが、どんどん使って身につけていきましょう。
目次
「手前」や「向かい側」、「隣」など自分からの距離を表す英語
位置関係を表す際、比較的難しい単語は使いません。ですが咄嗟にはなかなか出てこないものです。
また例えば「手前」は言えたとしても、「手前から3番目」など、合わさってしまうとどうでしょう。
難しく感じませんか?
図などが書ける環境であればそれで伝えてもいいでしょう。または実際に指し示したいものがある場合には色や形で伝えられる場合もあります。
そうでない場合、こればかりは覚えて対策をとる以外に手段はありません。
「The girl who is in the (front/back) in this picture is my sister.」
「I would like to seat in the very (front/back).」
「Please hands up if you are the third person from the (front/back).」
「What you can see (just there/in distance) is the sea.」
「Tilt the lever (toward/away from) the operator.」
「The building (next to/across from) this is a cinema.」
「Could you stop just before the station, please?」
「前」を表す「Front」か、後ろを表す「Back」でかなりのことが言えます。
「一番〜」と言いたいなら「Very」をこれらの単語の前につけます。
また「〜番目の……」と言いたい場合には、序数(ワン、ツーではなくファースト、セカンドなど)のついた名詞を「From the back/front」の前に置きます。
何かを自分に近づける、またはすでに近いものに対しては使う単語が違ってくるので確認してください。
「上」や「右端」など上下や左右関係がある場合に使える英語
今度は上下や左右の位置関係を表現する方法を紹介します。
また先ほど紹介した表現も加えて例文を出しますので、どう組み合わさっているのか確認をしてください。
「There is a light on the far right of ceiling.」
「Turn left, and you will find the station on your right」
「I like the (upper/lower) statue in the back.」
「There are many books in the middle of on the desk.」
「Could you pass me the grass on the center in the front?」
「A bird is flying above the sea.」
「遠い」という意味の「Far」を使って「端」を表現することができます。
また「Center」と「Middle」はどちらも「真ん中」という意味がありますが、「Center」のほうが「ちょうど真ん中」にあります。
「上」を表す際は、密接しているなら「On」を使います。天井の照明のように下についている場合でも使用します。
そうでない場合は「Above」を使って表現することができます。
「内側」「外側」など何かの内外の位置関係を表現するときに使える英語
家の中などで使える「内」「外」や「裏」「表」といった表現をここでは紹介します。
「(inside/outside) of the room.」
「The (front/back) of the house 」
「There is a desk and a chair in this room.」
「I want to plant a tree in the (courtyard/yard).」
「In」と「Out」は内外を表す接頭語としてよく使われていますね。
「インテリア」「アウトドア」など様々な単語があるので確認してみましょう。
「手前/奥」と同じように表裏も「Front/Back」を使って表すことができます。
また単に「中に」と言いたい場合であれば「In」だけで言うことができます。
外庭、中庭のように1つの単語として存在している場合もありますので、その都度調べて覚えて行くしかありません。
まとめ
今回は位置関係に関わる英語について紹介しました。
- 自分からの距離を表す場合の様々な表現
- 上下、左右の関係がある場合の表現
- 内外、表裏の表現
表現方法が調べれば調べるだけ出てきてしまうのが位置関係に関する英語です。
どれが正しいのか迷うこともありますよね。
間違えてしまっても何が違っていて何が正解なのかがわかれば次には正しいものが言えるようになります。
怖がらずに使って、自分の表現にしていきましょう。