英単語はひとつの単語が様々な違った意味を持っていることがありますよね。
使う場面や使い方によって意味が変わってくるのですが、覚えるのは結構大変です。
今回ご紹介していくのは、「Reception」という単語。
いろいろな意味と使い方を覚えていきましょう。
目次
「受け付け」という意味の使い方
「Reception」という単語を「受け付け」といった意味で覚えている方も多いですよね。
私もオーストラリアに留学に行く前は、このひとつの意味しか知りませんでした。(笑)
使い方は、
受け付けはどこですか?
It’s in front of the main entrance.
メインエントランスの正面です。
なんて感じになります。
「Reception」だけでも通じますが、「Reception desk」という事もあります。
また、受付で働いている人は「Receptionist」と呼ばれるので、一緒に覚えておくと良いですよ。
「Welcome」という意味での使い方
「歓迎する」という時には、「Welcome」という言葉がよく使われますよね。
ですが「Reception」にも「歓迎する」といった意味があるんです。
例えば、
その野球選手はチームのメンバーから温かい歓迎を受けた。
とか、
社員たちは、新しいマネージャーの悪い評判を知っていたため、彼を冷ややかな態度で迎えた。
なんて感じです。
「Warm reception」と言う事で温かな歓迎を受ける事を表し、「Cold reception」で冷たい歓迎といった意味となり、あまりうれしく受け入れられない時などに使われる表現となります。
パーティーなどで使われる「Reception」とは?
私がオーストラリアに留学中に、友人から、
レセプション・パーティに来ない?
と聞かれたことがありました。
レセプションって何?
と、全然見当がつかず、友人に聞いたところ、
私結婚するんだけど、結婚式の披露宴に招待したいなと思って。
と言われ、「Reception」が結婚式の披露宴だという事を知りました。
このように、結婚式の披露宴や会社の歓迎会など、フォーマルなパーティーなどではこの「Reception」という言葉が使われます。
ホームパーティや友人が集まってBBQをする際などのカジュアルなパーティは、「Party」という単語が使われるので、「Party」と「Reception」を使い分けられると良いですね。
「電波」という意味の「Reception」
もうひとつビックリした「Reception」の使い方が、「電波」という意味。
「Reception」は、「受ける」という意味の「Receive」が派生した言葉なので、「受信する」といった意味もあるんです。
なので携帯やテレビの電波について話すときなどに使われます。
例えば、電話をしている時に、
ここ電波が悪いから、大きな声で話してくれない?
何て言ったり、テレビがうまく映らない時には、
昨日起きたストームのせいで、テレビの電波が悪くなった。
なんて感じで使ったりします。
日常会話でもよく使われる表現なので覚えておくと良いですよ。
評判を表す「Reception」の使い方
本や映画の評判について話すことってありますよね。そんな評判を表す際にも「Reception」が使われます。
例えば、
あの映画見た?
Yeah it has a bad reception but I actually enjoyed it.
見たよ。不評らしいけど、僕はおもしろいと思ったよ。
とか、
新しい彫刻が好評のようですが、どのようなお気持ちですか?
I’m so happy that people enjoy my art.
皆さんに私のアートを気に入ってもらえて、とてもうれしいです。
なんて感じで使われます。
いろんな作品の評判について話すときなどに使って見ましょう。
まとめ
- 「受け付け」という意味の使い方
- 「Welcome」という意味での使い方
- パーティーなどで使われる「Reception」
- 「電波」という意味の「Reception」
- 評判を表す「Reception」の使い方
「Reception」には、たくさんの意味があります。
ですが、どれも「受ける」といった意味が元になっているという事を頭に入れておくと、いろんな違った意味を覚えやすくなりますよ。