「Awake」にはどんな意味がある?さまざまな使い方を徹底解説

英語の勉強をする時に、単語を詰め込んで覚えていても、正しい使い方が分からないなんてこともありますよね。

たくさん単語を覚えるのも大事ですが、ひとつひとつの単語を正しく使えるようになることも大切です!

今回は、「Awake」という単語の意味や使い方についてお話していきます。



「Awake」の意味とは?

「Awake」には、「起きる」とか「呼び起こす」なんて意味があります。

日常生活の中では「起きる」という意味で使われることが多いですが、地元に戻って、昔の事を思い出した時なんかにも、

When I visited the school I used to go,

the scent of the building awakens the memories of my old days.

昔通っていた学校に行ってみたら、校舎のにおいが昔の思い出を呼び起こした。

なんて感じで使われることもあります。

「Awake」の使い方とは?

「Awake」は「起きる」という意味がありますが、「Awake」を使ったフレーズもいろいろあります。

そこで、いろんなシチュエーションで使える「Awake」の使い方をご紹介します。

知っているとカッコいい「Wide awake」

夜中になぜか眠れなくて、友達や恋人に電話したくなっちゃう時ってありますよね。

そんな時には、

Are you still awake?

まだ起きてる?

I was about to go to bed. What’s up?

今寝ようと思ってたところ。どうしたの?

Somehow I’m wide awake tonight. So I just wanted to hear your voice.

なんだか目が覚めちゃって。ちょっと声が聴きたくなっちゃったんだ。

なんて感じで、電話することもできます。

「Wide awake」という表現は日常でも、英語の歌の歌詞なんかにも使われる表現で、全然眠くない様子やキンキンに目が覚めている様子を表す言葉です。

目が覚めている状態を表すなら「Keep oneself awake」

仕事中に眠くならないように、カフェインを取っているなんて方もいますよね。

そんな時には、

You are always drinking coffee, don’t you?

あなたっていつもコーヒー飲んでるよね。

I know right. Coffee keeps me awake.

そうなんだよね。コーヒーが眠気を覚ましてくれるからね。

なんて感じの言い方もできます。

「Keep oneself awake」というフレーズで、「眠気を覚ます」とか、ずっと起きている状態を表すことができますよ。

「Stay awake」で起きている状態を表そう

とっても疲れてしまった時って、家に帰ってベッドに横たわってから、気づいたら朝まで寝ていたなんてこともありますよね。

そんな時には、

When I came back home last night, you were already asleep. Were you ok?

昨日の夜帰ってきたら、あなたはもう寝ていたけれど、大丈夫だった?

I was so exhausted and couldn’t stay awake. Sorry about that.

めちゃめちゃ疲れてて、起きてられなかったんだ。ごめんね。

なんて感じで伝えてみるのも良いですね。

「Stay awake」も、「Keep oneself awake」と同様に、ずっと起きている状態を表します。

ですので、

Why you were staying awake last night?

なんで昨日の夜ずっと起きてたの?

Sorry mom, I watched horror movie and couldn’t sleep.

ママごめんね。ホラー映画を見たら、眠れなくなっちゃったんだよ。

なんて感じで使う事もできますよ。

いろんな「起きる」という表現の使い分け

「起きる」という意味で使われるフレーズには、「Wake up」「Get up」と「Awake」があります。

ですが、この3つは少しずつ意味が違うんです。

まずは「Wake up」というフレーズ。お母さんが子どもを起こすときなどに、

Hey it’s 8o’clock already! Wake up!!

もう8時だよ。起きなさい!

なんて感じで使われます。

「Wake up」には、起きるというよりも、「目を覚ます」といったニュアンスがあります。

体を起こしてベッドから出るという、身体的な動作を表す時には「Get up」が使われます。

例えば、

It’s time to wake up. Let’s get up.

起きる時間だよ。そろそろベッドから出てきて。

なんて感じで呼びかけたりします。

また、「Get up」は体を起こすという動作を表すので、朝起きる場面以外でも、転んでしまった子どもに、

Are you alright? Can you get up?

大丈夫?起き上がれる?

なんて感じで使う事もありますよ。

「Awake」は起きている状態を表すので、「Wake up」や「Get up」のように「起きて!」という呼びかけに使う事はできません。

「Awake」を使う時は、

Are you awake?

起きてる?

と聞くことはできます。

また、「起きてる?」と聞くときは、

Are you up?

起きてる?

なんていう表現もよく使われますよ。