日本語の「便利」って、とっても便利な言葉なんです。
なぜなら「便利」って、物にも人にも場所にも使える言葉ですよね。
- 「この道具、すごい便利だね!」
- 「あの人は使える!いい仕事をする。」
- 「このスーパー、家から近くて本当便利だよねえ。」
などなど。
では英語ではどうでしょうか。
実は英語には、何通りかの「便利」の言い方があります。
なるべく自然な会話のような使い方を見ていきましょう!
まずはこれ!日本でおなじみのあの単語
みなさんご存知「コンビニ」。
言わずと知れた、英語での「convenience store(便利なお店)」を略した言葉ですね。
コンビニって本当に「便利」ですよね。24時間オープン、生活に必要なものはほぼ揃っていて、公共機関への支払い、荷物の受け取り、ATM, もう何でもできちゃいますしね。
この「convenience(便利な)」、「便利だ」と使う場合は「convenient」です。
こんな感じで使います。
(スーパーマーケットがこんなに近くにあると本当に便利だよね。)
「Convenient」、基本的には物や場所などに使うことができます。
物限定!の「便利」はこれ
「hand」、つまり手で使う便利な道具。それらに使うのは「handy」。
そのまんまですので覚えやすいですね。
例を出すとこんな感じです。
(どの部屋にもスマホの充電器あると便利だよ。)
基本、使える「道具」に対して使う言葉ですが、「Handy man」というと道具をうまく使える人、日曜大工が得意な人なんかを指して言うこともあります。
一番使える便利な「便利」は?
日常会話で一番使われる、まあ何に対してでも使えてしまう、一番日本語的な「便利」はこれじゃないでしょうか。
辞書で引いても一番に出てきますね。「useful」です。
(このアプリ、すっごい便利。)
(ベビーシッターさんいると便利だよね。)
このように、物にも人にも使えます。
その他お店や乗り物、いろんな場面で使えます。
会話の中で、どの「便利」を使おうか迷ったらとりあえず「useful」って言いましょう(笑)。
慣れてきたら、状況や対象に対して言い分けてみるとさらにレベルアップです!
まとめ
対象が限定されている「便利」、とりあえず何にでも使えちゃう「便利」。
もう一度おさらいです。
- convinient(物や場所)
- handy(道具)
- useful(とりあえず何でも)
こういった、同じ意味での言葉が、さらに対象により使い分けが発生してくるとどれを使おうかちょっと迷ってしまいますよね。
でも英会話をマスターするには、正しく言おうとしてたどたどしくなるよりも、多少間違ったってずれていたって、ひるまず話していくことが大事です。
会話の流れを大切にしていきましょう!