「Blow」にはいろんな意味がある?単語の意味と使い方を解説!

「Blow」という単語の意味はなんでしょう?

一番ベーシックな意味は、「風が吹く」ですよね。

ですが、「Blow」を使ったスラングやフレーズはいっぱいあるんです!

今回は、たくさん違った意味を持つ「Blow」という単語の意味と使い方を解説していきます。



「Blow」を使ったいろんな役立ちフレーズ!

まずは、基本の「風が吹く」という意味で使う場合は、「Strong wind blew and I smelled autumn.」「強い風が吹いて、秋のにおいがした。」なんて感じで使うことができます。

ですが、「Blow」という単語の使い道はそれだけじゃないんです!

例えば、鼻をかむって英語で何と言うと思いますか?

このフレーズも、「Blow」を使って、「Blow my nose.」と言います。

直訳すると、「鼻を吹く」となるので、なんだかおかしいですよね。(笑)

ですが、「Blow my nose.」で「鼻をかむ」という意味になるので、覚えておくと使えますよ。

私が好きな「Blow」を使ったフレーズは、「Blow my mind.」。

これも直訳すると、「感情を吹き飛ばす」となってしまって、なんだかしっくりこないのですが、このフレーズは、「心を動かされる」とか、「感動した」という意味になります。

例えば、映画の話をするときなどに、

Hey, have you watched The Shape of water?

ねえねえ、「ザ・シェイプ・ウォーター」っていう映画見た?

Oh, Yeah! That movie really blew my mind!

見たよ!あの映画、超感動したよね!

といった感じです。

誰かと英語でおしゃべりするときに使ってみましょう♪

髪を乾かすはブローじゃない?

「Blow」という単語を聞いて、私が最初に思ったのが美容院などで、「髪をブローしていきますね。」という言葉。

ですが、実際に英語圏では、「髪をブローする」とはあまり言わないんです。

もし「Blow」という単語を使うのならば、「I will blow dry your hair.」というのが自然。

また、「Blow」を使わずに、「I will dry your hair.」「髪を乾かしますね。」なんて言われることも多いので、正しい英語表現を覚えておくとよいですよ。

Blow+awayを使ったフレーズ

「Blow」という単語にもうひとつ別の単語を組み合わせることで、違った意味のフレーズにもなるんです!

「Blow」に「Away」を付け足すと、「びっくりする」や、「感銘を受ける」なんて意味になります。

例えば、

I was blown away by the people’s reaction.

人々のリアクションにびっくりした。

I was blown away by the young politician’s speech.

若い政治家のスピーチに感銘を受けた。

などとなります。

意味としては、先ほど紹介した「Blow my mind.」とほぼ同じ意味となるので、併せて覚えておくと良いですね。

Blow+ offを使ったフレーズ

「Blow」に「off」を付け加えると、なんと「サボる」とか、「無視する」といった意味になっちゃうんです!

もともとの「Blow」の意味からは想像つかないですよね。(笑)

例文としては、

Let’s blow off the class and go for coffee.

クラスをさぼってコーヒーでも飲みにいこうよ。

Can you believe that he blew me off??

信じられる? 彼は私の事無視したのよ!

となります。

「Blow off」は、「軽視する」といった意味があり、そこから、「サボる」や、「無視する」といった意味に訳されることが多いです。

前後に来る文章によって「Blow off」の意味を考えながら訳すと良いですね。

Blow+ upを使ったフレーズ

「Blow up」には、「怒る」、「爆発する」、「膨らます」など、いろんな意味があります。

ですので、このフレーズも、どのような文章に使われているかによって意味を理解する必要があります。

例えば、

My mom suddenly blew up, after she hung up the phone.

電話を切った後、お母さんはいきなり怒り出した。

They blew up the old school building to build a new one.

新しい校舎を建てるために、古い校舎は爆破処理された。

Let’s blow up some balloons.

風船を膨らませよう!

といった感じになります。

同じフレーズなのに、意味が全く異なったものとなりますね。

このようなひとつのフレーズでいろんな意味を持つ言葉って、英語にはたくさんあるんです。

なかなかすべての意味を思えるのは大変ですが、覚えるためには、自分が覚えやすい例文を作って、単語カードに書き込んで、何度か読み返してみましょう。

英語は積み重ねが大事!繰り返し使って、読んでいくことで使える英語になっていきますよ!

まとめ

  1. Blowを使ったいろんなフレーズ
  2. 髪を乾かすはブローじゃない?
  3. Blow+awayを使ったフレーズ
  4. Blow +offで「サボる」という意味に
  5. Blow +upはいろんな意味を持ったフレーズ

シンプルな単語「Blow」ですが、単語の組み合わせ方そして、単語自体でもいろんな意味のあるちょっと複雑な単語です。

特にスラングとして使われる表現は覚えるのが難しいかもしれませんが、生活の中でよく使われるものでもあるので、知っておくと便利ですよ☆