練習を重ね、リハーサルを経て、さあいよいよ本番、というシチュエーションはとても緊張しますよね。
それは何かの舞台であっても、試験でもどんな場面でも同じことです。
ではこの「本番」という言葉は、英語で何と言うのでしょうか?
「本番」というとまず思い浮かぶのは、やっぱり何かの舞台だったり、誰かの前に立つシチュエーションでしょうか。それから、試験やスピーチなど失敗できないような事ですね。
そうです、「失敗できないような場面」を「本番」と言いますね。
ですので、誰かを応援する時なんかも「ここが本番だよ、頑張って!」という言い方をしたりします。
ここではシチュエーションごとに、「本番」がどんな表現になるのか見ていきましょう。
普段の会話で使われる「本番」の言い方は?
舞台やテレビなどの専門用語ではなく、普段の会話で使える「本番」という言葉は
でしょう。「本当の事」と直訳できます。
ただ、これだけだとなんとなく抽象的なので、前後に少しフレーズを付け足します。
例を挙げてみましょう。
などです。
このように「not a rehearsal」や「 not a test」を付け足す事で、「本番」を強調する事ができますね。
また、「actual thing」、つまり直訳で「実際の事」と置き換える事もできます。
です。
それから、ここぞという時、肝心な時というのは「when it counts」といいます。
「肝心な時にうまくやる=本番に強い」と表現する事ができるでしょう。
他にはラジオなどでの本番を「on air」という事から、「It’s “on air” now!」で「今本番だから!」言ったりも。これはスラングというか、ちょっとふざけた表現と言えますね。
ちなみにこの「”〇〇”」、単語やフレーズを囲むこの点々はクオーテーションマークと言います。日本語で引用符と言うやつですね。文中で他の文や語を引用していることを示す記号です。
このクオーテーションマークを会話中で使う場合は、両手をグーにして、中指と人差し指だけを立てたり伸ばしたりするジェスチャーをします。二つの指でこの点々を表している感じです。
舞台などでの「本番」は?
では本当に演劇やコンサートなどの「本番」は何と言うのでしょうか?
例文を見ていきます。
という事で、「performance」で「舞台上の本番」を表す事ができます。
「performance」には「演奏、上演、縁起」の意味の他にも「実行、行うこと」の意味があります。
「actual performance」と「actual 」をつける事で、より「本番の舞台」と的確に表現する事ができます。
また、この「performance」は「show」または「stage」とも置き換える事ができるでしょう。
先ほどの例文の「performance」を「show」と「stage」にしてみると…
ですね。まったく同じです。
また、映画やテレビなどの「本番」撮りは「a take」です。
です。日常会話で使われる「本番」と、舞台などで使われる「本番」は違ってくるのですね。
まとめ
それではまとめでもう一度おさらいしてみましょう。
- real thing
- actual thing
- when it counts
で日常会話で使われる「本番」。
- performance
- Show
- Stage
- a take
で舞台などで使われる「本番」でしたね。
場面に合わせて使いこなせるようになりましょう!