Howeverと言えば、あのGLAYの曲をついつい思い出してしまいます。
それはさて置き、今回はHoweverの使い方を解説したいと思います。
私も実際英会話でHoweverという単語は実はそれほど頻繁には使わないです。Howeverは少し固い印象の単語で、どちらかと言えばライティングの時に使う方が多いように思います。
そしてHoweverは意外と奥の深い単語で、使い方を覚えると英会話の表現が増えるし、ライティングの文章の幅も広がる単語なのです。
あなたも今までと違うHoweverの使い方を今回覚えて、英会話力やライティング力をつけてくださいね。
目次
Howeverの使い方は接続詞ではなく副詞が多い
Howeverはよくbutと比較されることが多いですよね。
この場合、butは接続詞でHoweverは接続副詞と呼ばれる副詞にあたります。
- but=しかし、だけど
- However=しかしながら、けれども、それにもかかわらず
と共に反対の意見を意味しますが、使い方が変わってきます。
Howeverが接続副詞という副詞に属するということは、私が英語を大人ってなってから勉強し直して理解しました。
次に具体的に文章の作り方を説明しますね。
Howeverの文章の作り方
まずは例文をあげてみますね。
- I play the piano. However, I don’t play the guitar.
- I play the piano; however, I don’t play the guitar.
これは、ライティングの時に気をつけないといけないことが多く含まれています。
最初の例文のように前文のI play the piano. という文章の反対意見を言う場合に、次の文章の最初にHowever をつけて使います。その際、「,(カンマ)」も忘れず付けてくださいね。
そして、2つ目の文章ですが、Howeverを文章の途中に使う場合は「;(セミコロン)」を付けて、howeverの後には「,(カンマ)」を付けます。この文章の作り方をするのは、副詞だからです。
ちなみにbutならば、必ず文章の途中に接続する形で使います。I play the piano but I don’t play the guitar.という文章の作り方になります。
Howeverの色々な使い方:『程度』『方法』『強調』『接続』
Howeverは”程度”を表現できます。
その場合は「どんなに〜しても…、どれほど〜でも…」と訳します。
(どんなに遠くても、私はそこにいかなければなりません)
このような使い方ができます。
また、”方法”を表現することもできます。
この場合は、「どのように〜しても…」と訳します。
(どのように英語を練習しても、うまく話すことができない)
そして3つ目、”強調”として使うこともできます。
(どのようにして彼は私の部屋を掃除したんだ?)
最後、”接続詞”として使うことができます。
この場合は「どんなにやり方でも〜」と訳します。
(彼ができるようなやり方でするべきだよ)
Howeverは、これだけの使い方ができます。
とても面白い単語だと思いませんか?
ビジネスなどの場でHoweverは使える単語
However=しかしながら、とは言えども、だがしかし、と訳せるように堅苦しいイメージの単語です。
なので、気軽な関係の人に使うと理論的な感じで違和感があります。
逆にビジネスや論文などにHoweverという単語は適しています。
ビジネスの場合は、丁寧に反対意見を述べるような時に使うかもしれませんね。
状況は様々ですが、普段の気軽な英会話の時は、先ほど紹介した4つのHoweverの使い方が使いやすいと思います。
あなたの日常のことで当てはまる事柄を英作してみてください。きっと何かしらの事柄が英作できると思います。
そしてそれをノートなどに書き留めて、音読してみましょう。そうすると、自分の言葉になっていきますよ。
ライティングも大切な英語の勉強の一つ
Howeverのような「,(カンマ)」や「;(セミコロン)」の使い方は慣れるしかありません。
英会話だけでなくライティングも練習しておくのも大切なことです。
折角英語を勉強しているのだから、英文の書き方も覚えましょう。リーディングにも役立ちますよ。英文を読む時に意味が理解しやすくなります。
いつあなたにライティングをしなければいけない時が来るかわかりませんよね?そんな時のためにぜひライティングも意識して勉強してみてくださいね。
さいごに
今回でHoweverの様々な使い方がわかっていただけたと思います。
英語は難しいと感じたかもしれません。でも、これが英語の面白く奥深いところだと思います。
飽き性の私が飽きず英語の勉強を続けているのは、飽きないぐらいの色々な単語や表現があって、1つの単語だけでもこれほどの表現の仕方があるところです。
色々な表現を覚えることで、自分の表現したいことが増えていきますよ!
あなたも英語の勉強を面白いと感じて継続して勉強していってくださいね。