「器用」「不器用」は英語で何という?よく使われる5つの表現

人によって、器用な人、不器用な人っていますよね。

私は手先は器用なほうですが、人とコミュニケーションをとるのは、不器用な方かもしれません。

今回は、「器用」と「不器用」を英語で表現するフレーズについてご紹介していきます!



器用って英語でなんて言う?

Good with hands

器用な人は、「手で何かをするのがうまい人」というニュアンスがありますよね。

ですので英語では、「Good with hands」と言う事で、「手を使うのがうまい人」=「手先の器用な人」という意味で使われます。

私はオーストラリアに留学していたのですが、留学中、編み物にハマっていた時期があり、クラスの休み時間の間に時間つぶしに編み物をしていたら、クラスメートに、

Wow I never seen someone’s knitting! You are good with your hands!

編み物してる人初めて見た!あなた手先が器用なのね。

と褒めてもらったことがあり、とっても嬉しかったのを覚えています。

もし、自分が「器用です。」と言いたいときには、

I’m good with my hands.

となりますし、他の人が器用だと言いたい時には、

I heard she is good with her hands. Let’s ask her if she can help us.

彼女って器用らしいよ。手伝ってもらえるか聞いてみよう。

なんて表現もできます。

いろんな場面で使えるフレーズですよ。

Skillful with hands

「Good with hands」と同じ意味ではありますが、「Skillful with hands」という表現もよく使われます。

例えば、

What are you making?

何作ってるの?

I’m making a crane with origami paper.

折り紙で鶴を作ってるんだよ。

Wow you are skillful with your hands.

わ~。あなたってとっても器用なのね。

なんて感じで使えます。

日本人にとって、折り紙って子どものころから親しんできたものですよね。

ですが、海外で折り紙スキルを見せると、かなり驚かれて、

Are all Japanese so skillful with their hands?

日本人ってみんなそんなに器用なの?

なんて聞かれることもあります。(笑)

海外に行く際には折り紙を持って行って、外国の人をびっくりさせちゃいましょう!

Deft fingers

「Deft」という単語には、「器用な」とか「手際が良い」なんて意味があり、「Deft fingers」と言う事で「手先の器用な」という意味になります。

例えば、

Deft fingers are essential for surgeons.

手先の器用さは外科医にとって必要不可欠なものである。

となります。

また、シンプルに、

She is deft.

彼女は器用です。

と言う事もできますし、

She is deft at dealing with people.

彼女は人の扱いが器用だ。

なんて感じで、手先の器用さだけでなく、その人の性格なんかも表すことができますよ。

不器用って英語でなんて言う?

I’m a clumsy person.

「Clumsy」という単語には、「不器用な」とか「鈍い」なんて意味があり、手先の不器用さも、性格の不器用さもどちらにも使うことができます。

自分が不器用だと言いたいときには、

I’m a clumsy person.

私は不器用なんです。

と言えますし、彼氏や彼女の不器用さにイライラしてしまった時なんかは、

What a clumsy person you are!

何て不器用な人なの!

何て言い方もできます。

I’m all thumbs.

ちょっとおもしろい表現がこの「I’m all thumbs.」というフレーズ。

「Thumb」は「親指」という意味なので、「I’m all thumbs.」は直訳すると、「私は全部親指」となります。

えっ?どうゆう意味?って感じですよね。(笑)

このフレーズ、「全部親指」という事で、「親指だけでは細かい作業はできない」=「不器用」という意味になっているそう。とってもユニークな表現ですよね。

使い方は、

Can you help me with cooking?

料理手伝ってくれない?

Umm, I don’t know. I’m all thumbs.

う~ん。どうかな。僕は不器用なんだよ。

なんて感じで使えます。

自分の不器用さを伝えたいときに使ってみましょう。

英語にもある「器用貧乏」という表現!

日本では、いろんなことが器用にできるのに、1つも秀でたものがなかったり、中途半端になってしまう人の事を「器用貧乏」なんて言いますよね。

そんな表現、実は英語にもあるんです!英語では、

Jack of all trades, but master of none.

と言います。

直訳すると、「ジャックはいろんな仕事ができるが、どれもマスターしていない。」といった意味になります。

なぜジャックなのかと言うと、ジャックという名前の人が多いからだそう。(笑)

知っていると、「よくそんな言葉を知っているね!」と褒められること間違いなしのフレーズです!