日本語を英語にする時そのまま訳そうとすると非常に難しい場合があります。
それに対応する英語の表現を持ち合わせていない場合そこで言葉が詰まってしまうので英会話もストップしてしまいますよね。
例えば今回紹介する「心掛ける」の英語表現。
これを英語で伝えるフレーズを覚えましょう。
このコツを身につけることができれば英語の「言い代え力」が身につきますよ!
「心掛ける」を英語で言い換えるには?
「いつも人を傷つけないように心掛けている」「今後はこのようなことがないように心掛けます」など私たちが「心掛ける」という言葉を使うときその本質の意味はどんな意味でしょうか?
日本語の国語辞典で「心掛ける」という言葉を引いてみるとこんな風に書いてあります。
常に気に留め忘れないようにすること
この説明が「心掛ける」という言葉の本質です。
つまりこの本質をそのまま英語にすると少し複雑な日本語も簡単に英語にすることができるんですね。
では実際に「野菜ジュースを毎日飲むように心掛けている」という文章を英語にしてみましょう。
「野菜ジュースを毎日飲むように心掛けている」というのは「飲むように心に留めている」「飲むのを忘れないようにする」「飲むことを習慣としている」と言い換えることができますね。
よって
などの表現で表すことができます。
また
(私は野菜ジュースを毎日飲むことに決めている)
と言い切ってしまっても良いですね。この場合「心掛ける」度合いが高いニュアンスがあります。
余談ですが一つ目の例文でI try to drink vegetable juice everyday.という文章がありました。
この文章を作るときに私たち日本人は「心掛けている」という解釈をしてI’m trying to drink vegetable juice everyday.というように現在進行形で訳しがちです。
しかし現在進行形には「その瞬間だけ」というニュアンスがありますのでI’m trying to drink vegetable juice everyday.というふうにしてしまうと、「野菜ジュースを毎日飲むようにしている(けど普段はできてない)」というニュアンスになってしまいます。
You are sweet.(あなた優しいのね)もYou are being sweetにすると「あなた優しいのね(いつもと違って)」という嫌味になってしまうのですね。
心掛けるの英語表現をもっと広げよう
では「心掛ける」の表現をさらに広げてみましょう。
I’m mindful to〜
mindfulは「気を配る」「意識している」という意味の単語です。
日本語にすると「心に留めておく」という表現がぴったりですね。
I’m mindful of my healthというように名詞を後ろにつけて使うこともできますし、動詞を後ろにつけたい時もI’m mindful of cooking everyday.というようにing形にすることで使うこととができます。
Make an endeavor to〜
endeavorという「努力」という言葉を使っても「心がける」と言うことができます。
(なるべく英語で話すように心掛けた)
(英語で考えようとすることが大切だ)
こんな風に使います。
まとめ
複雑な日本語を英語にしたい時は、その言葉の日本語での定義をもう一度確認してみましょう。
例えば今回の「心がける」なら「心がける」と言う言葉を国語辞典で調べると英語での表現が作りやすくなりましたね。
日本語で独特の言い回しがあっても英語で言う場合にはかなりシンプルに言える場合も多いです。
複雑な日本語を英語にするときのコツは「日本語での定義をしっかりおさえる」ことです。
日本語を知ることが英語を知ることに繋がっていくのですね。