人と話したり、何かしていると「興味深い」ことに出会うことって、とっても多いですよね。
そんな時、素直に、話している相手などに、その気持ちを伝えたいと思いませんか?
「興味深い」の日本語の意味を見ると
大変おもしろく心がひかれる。関心がもたれる。興味が深い。
だそうです。
特に違う国の方のお話は興味深いもの。
気軽に「興味深い」を外人に伝えて、もっと深い話をしてみたいですね。
ここでは、その「興味深い」を英語のネイティブの方に伝えるにはどういうのかをご紹介したいと思います。
目次
「interesting」や「interested」を使って「興味深い」を表現
「興味」というと、英語を勉強した方なら、「interest」という単語を思い出される方も多いのではないでしょうか?
「interest」は名詞の「興味」という意味です。
そこから派生して「interesting」や「interested」を使って「興味深い」を表現できます。
例えば、
(それは興味深いアイデアだね!)
(私はこのテレビドラマに興味を持ちました)
などと使われますね。
「興味深い〇〇」という時は、「interesting〇〇」と使うようにすればいいですね。
an interesting town(興味深い街)
an interesting title(興味深いタイトル)
「interesting」と「interested」の使い方
ここでちょっと迷ってしまうのが、「interesting」と「interested」の使い方はどう使い分ければ良いのか。。。ということではないですか?
テスト前や英作文の時に、「う〜ん、ingと ed、どう使い分けるんだっけ?」と悩まれた方も多いのでは?
この使い方は、ズバリ
「ingは人も物も主語」になり、主語のものが面白いという時。
一方、「edは人が主語」になり、物を主語にはできません!
そう考えるとそんなに難しくないのでは?
もし、人が主語になった時には、訳でこんな風に変わって来ます。
(ジョンは面白い人だ)
(ジョンはこの音楽に興味がある)
となります。
そして、「私はこの映画に興味がある」という時に「ing」と「ed」を使うと、このように2種類の言い方ができます。
- This movie is interesting to me.
- I’m interested in this movie.
(私はこの映画に興味がある)
Interesting 以外の「興味深い」
「Interesting」以外にも身近な言い方で「興味深い」を表現する言葉はいくつもあります。
「fascinate」や「excite」の派生語で「fascinating, fascinated」や「exciting, excited」もその興味深いを表現する言葉です。
これらも「interest」と同様に、主語に「物や人」を置いている場合は「ing」、「人」しか主語を取らないのは「ed」となりますので、まとめて覚えておくと便利ですね。
「interest」は「知的な部分の興味を掻き立てられる」のに対し、「fascinate」には「魅力的な部分に興味を掻き立てられる」という意味を含んでいるので、そういう意味で興味深い時に使うのがいいでしょうね。
(エレンは興味深い人です→エレンは魅力的な人です)
John is fascinated by(with) Ellen.
(ジョンはエレンに興味深い→ジョンはエレンに魅惑されている)
(注;英語辞典を見るとこの使い方の時、withと出ていることが多いのですが、ネイティブの方に聞くと、withよりbyを使うことが多いと言っていました。どちらでも使えるということですね)
一方「excite」の興味深いには「ワイワイして楽しいことに興味を掻き立てられる」という意味を含んでいます。
例えば、
(これは、ワクワクして興味深い本だ)
となり、もし、「interesting」を使うと、以下のような訳になります。
(これは、知的興味を惹かれる本だ)
まとめ
- 興味深いを表現する時は「interest」「fascinate」「excite」などの派生語を使う
- 「ing」は主語が「人か物」、「ed」は主語が「人のみ」
- 「interest」は「知的な部分の興味を掻き立てられる」という興味深い
- 「fascinate」は「魅力的な部分に興味を掻き立てられる」という興味深い
- 「excite」は「ワイワイして楽しいことに興味を掻き立てられる」という興味深い
以上のように、「興味深い」には色々な言い方がありますが、その単語の元の意味を考えれば使い方を間違えないでぴったりの言い方を使うことができるでしょう。
ぜひ、覚えて使ってみてくださいね!