このストレスフルなご時世。
「もう嫌だ。めちゃくちゃ!!」なんて言いたくなることありませんか。
さて、この「めちゃくちゃ」という表現、英語ではなんて言うのでしょうか?
「めちゃくちゃ」という言葉にドンピシャで当てはまる英単語やフレーズはおそらくないでしょう。
この言葉も文脈やシチュエーションによって使われる単語やフレーズが違ってきます。
ふと頭に思い浮かぶ英単語はcrazyだったり、disorganizedだったり、chaosだったりと色々とありますが、それぞれ使われるシチュエーションは違ってきます。
それでは、どんな「めちゃくちゃ」にどんな英語表現が適しているのか、私の頭に浮かんだ表現を紹介します。
目次
「お前って本当にめちゃくちゃな奴だな」を英語で表現してみる
みなさんご存知の通り「Crazy」は直訳すると「狂っている」という意味になります。
でも、場合によっては「めちゃくちゃ」という表現にもなります。
例えば、こんな会話があったとします。
「お前って本当にめちゃくちゃな奴だな」
この時の「めちゃくちゃ」には「crazy」が適しているような気がします。
「お前って本当にめちゃくちゃな奴だな」と言いたい時は
ではないでしょうか。
「この試合、めちゃくちゃだな」と英語で言いたいとき
このシチュエーションでも「Crazy」を使うことができます。
スポーツ観戦をしていて、とんでもない試合展開になった場合
と言ったりします。
でも、この場合の「めちゃくちゃ」は、乱闘が起きるといった「めちゃくちゃ」ではなくて、サッカーの試合結果が「15対20」というありえないスコアだったりした場合です。
つまりは「ありえない試合展開で「この試合めちゃくちゃだ」と言いたい時に「crazy」を使うことができるでしょう。
それでは、乱闘が起こった試合に対しての「めちゃくちゃ」は、どのような表現が適しているのでしょうか?
私だったら「Chaos」という単語を使います。
乱闘が始まって、もう誰も手をつけられない状態の試合に対しては
“What a chaos (なんてめちゃくちゃなの)”
“What a chaotic game (なんてめちゃくちゃな試合なの)”
という表現があっています。
「この部屋本当にめちゃくちゃだね」と英語で言いたいとき
部屋が散らかりすぎて「めちゃくちゃ」と言いたい場合にも「chaos」という言葉を使うことはできますが、おそらく突差に出てくる単語は「mess」ですね。
例えば、泥棒に入られた家の中に入って最初の一言は
でしょうね。
ただ単に部屋が散らかっている場合は、
“This room is so disorganized.”
という表現でOKです。
英語で「人生、もうめちゃくちゃ」と言いたい時
海外ドラマや映画を見ていると、よく聞く表現です。
一番使われるのは「mess up」だと思います。
I messed up my life(私は人生をめちゃくちゃにしてしまった)。
You messed up my life(あんたが私の人生めちゃくちゃにしたのよ)。
どこかで聞いたことのある表現ではないですか?
同じような表現で「ruin」という単語を使っても「めちゃくちゃ」という意味になります。
You ruined my life(あんたが私の人生めちゃくちゃにしたのよ)。
最後に、あまり使っていただきたくない表現ですが、いわゆる「f-word」も使うことができます。
これは完全にスラングですね。
I fucked up my life(私は人生をめちゃくちゃにしてしまった)。
You fucked up my life(あんたが私の人生めちゃくちゃにしたのよ)。
人間関係が「めちゃくちゃ」なときの英語表現
人間関係が「めちゃくちゃ」であるということを言いたいとき、私は「disaster」という表現をよく使います。
この表現も海外ドラマを見ていてもよく出てくると思います。
「Disaster」を直訳すると「災害」ですので、もちろん地震や火事などの災害を目撃して「What a disaster(なんて酷い災害なの)」ということはもちろんあります。
でも、これと全く同じ表現で人間関係において「めちゃくちゃ」を表現することがあります。
例えば、友人から「浮気がバレちゃったんだよね。しかも浮気相手って妻の妹なんだよ」と告白されたときに、
とか、
ということができます。
まとめ
英語で「めちゃくちゃ」を表現する方法はシチュエーションによって異なります。
- 「めちゃくちゃな奴」=crazy
- 「めちゃくちゃな試合」=crazy、chaos
- 「めちゃくちゃな部屋」=mess
- 「めちゃくちゃな人生」=mess、ruin、fuck
- 「めちゃくちゃな人間関係」=disaster