アメリカで生活を始めて10年になりますが、「申し込む」といういう意味を表現できる言葉が英語にはたくさんありすぎて、「いったいいつどの言葉を使えばいいの!?」と、困ってしまうほどです。
そこで、たくさんある「申し込む」を表現できる言葉の中から、「これはよく耳にする!」というベスト5を紹介していきたいと思います。
申し込む①「Apply」
「申し込む」を英語であらわしたい時、まずは絶対におさえておきたいのが、applyです。
例文
ここで注目したいのが、apply for と apply to の使い分けです。
私も最初はちょっと混乱しましたが、apply for は「申し込む内容」、apply toは「申し込み先」と覚えておくと簡単ですよ。
apply の名詞形applicationも make an application というフレーズで同じように使えます。
例文
「申込書」のことは application (application form) といいます。
アメリカに来た当初、application という表現を知らなかった私は、”Where can I get the PAPER?” (どこで申込書がもらえますか?。。。と言っているつもり) なんて言っていました。
それでも、移民が多くてブロークンイングリッシュに慣れているバージニア州では、機転を利かせて対応してくれる人がほとんどでしたが、きちんとした表現方法を身に着けておくにこしたことはありませんよね。
fill out an application form で、「申込書に記入する」となります。
これもよく使う表現なので、合わせて覚えておくといいと思います。
申し込む②「Propose」
日本語で「プロポーズ」と言えば、「結婚の申し込み」の代名詞のような感じで使われていますよね。
英語でも、結婚を申し込む時には propose を使いますが、ネイティブスピーカー達の会話を聞いていると、実際には結婚の申し込みだけではなく、もっと幅広く使われている言葉なんだなぁということが分かります。
例文
Apply の時と同じように、make a proposal というフレーズでも使えます。
また、
というように、案を申し込む=提案するというニュアンスでも使えます。
申し込む③「Subscribe」
サービスに申し込む時に使えるのが、この subscribe です。
apply との使い分けがかなり微妙だなぁと思っていたんですが、まわりのネイティブスピーカーたちがどんな状況で subscribe を使っているのかに注目してみると、新聞や月刊誌、インターネットサービスなどについて話をする時に使われることが多いようです。
例文
申し込む④「Request」
requestは、「頼む」や「要請する」といった意味の単語で、使い方によっては「申し込む」というニュアンスをあらわすことができます。
例文
申し込む⑤「Sign up」
インターネット上でも「サインアップ」という言葉はよく目にしますよね。
sign up は、ネイティブスピーカーが日常生活の中でよく使う自然なフレーズです。
sign up には「登録する」というニュアンスもあり、同じような意味を持つ言葉に registaerがあります。
例文
Sign up と Register は似たような意味をもつ言葉で、どちらも日常会話の中によく出てきますが、Sign up はよりくだけた自然な表現だと思います。
まとめ
というわけで、「申し込む」の英語をまとめると・・
- apply
- propose
- subscribe
- request
- sign up
他にも enter, enroll, ask,offer なども、文脈によっては「申し込む」という意味で使うことができます。
このように、「申し込む」を表現できる英語は幅広く奥が深いのですが、今回はネイティブとの日常会話の中でよく耳にする表現ベスト5をピックアップして紹介してみました。