最近では、日本で仕事をしていても、いろんな業界用語やビジネス用語に英語が使われたりしますよね。
横文字が苦手という人にとっては頭の痛い話かもしれません。
「Assign」という言葉も、ビジネス用語として聞いたことがあるという方も多いのではないでしょうか。
日本語では「アサインする」なんて感じで使われています。
今回は、そんな「Assign」という単語の正しい使い方についてご紹介していきます!
「Assign」ってどうゆう意味?
「Assign」という単語には、「割り当てる」とか「任命する」なんて意味があります。
日本語で「アサイン」として使われる際には、「鈴木さんがチームリーダーにアサインされたらしいよ。」とか、ホテル業界では「会員のお客様にはできるだけ景色の良い部屋をアサインしてね。」といった感じで使われることもあります。
英語でも「Assign」は仕事や作業を割り当てるときに使われる単語なので、職場や学校などで使われる単語です。
また、宿題は英語で「Homework」だけではなく「Assignment」とも呼ばれることがあります。
「Homework」は言葉の通り「家で行う課題」といったニュアンスがありますが、「Assignment」には割り当てられた課題といったニュアンスがあります。
「Assign」の使い方とは?
「Assign」を使う際には、場面によって意味が変わってきます。
例えば「任命される」といった意味で使う場合には、
どうしたの?浮かない顔して。
You know what. I was assign to train new employees but I don’t have the confidence to do that…
聞いてくれる?新しい社員の教育係に任命されちゃったんだけど、私にできるか自信ないんだ。
Don’t be worry. I’m sure you can do it! Just be yourself.
大丈夫だよ。あなたならできるよ!自分らしくいればいいのよ。
といった感じになります。
「Assign」は「配属される」といった意味もあるので、
このところトニーを見かけないけど、彼ってどこで働いているか知ってる?
I heard he was assign to the new office.
彼は新しいオフィスに配属されたらしいよ。
といった使い方ができます。
海外での仕事中にこんな感じでちょっとしたスモールトークができると、英語力アップにつながりますよ。
また、留学中に寮に入るという方もいますよね。そんな留学中の寮の部屋の割り当ても、
あなたの部屋ってどこ?
I was assigned to stay in room 205.
205号室を割り当てられたよ。
That’s awesome! We are neighbors!
やったー!私たちお隣さん同士だよ。
なんて感じで使う事もあります。
部屋の割り当てについて話をして、友達を作れたら良いですね。
「Assign」と「Allocate」の違いとは?
「Assign」と同じように、「Allocate」という単語にも、「割り当てる」といった意味があります。
この2つの単語の違いは、「Assign」がタスクや仕事を割り当てるのに対して、「Allocate」は「分担する」とか「振り分ける」といったニュアンスの強い言葉です。
私はオーストラリアで介護士として働いていたのですが、介護の仕事の中でもこの2つの言葉は使い分けられていました。
例えば、私が働いていた施設では2人1組になって働くバディシステムでした。
毎朝誰とバディになるか、どのリストになるかとワクワクしながら仕事に行っていたのですが、仲の良いスタッフと同じリストになった時なんかは、
今日の分担見た?私たちはバディ(チーム)だよ。
Really? Today is a lucky day! I can work with you.
マジで?あなたと一緒に働けるなんて、今日はラッキーデーだ!
といった感じで、「Allocate」は仕事の分担という意味で使われていました。
それに対して、「Assign」は、
今忙しい?
I was assigned to collect garbage. Do you need help?
ごみをまとめるようにって言われてて(ごみをまとめることを任命されました。)。どうしたの?
Oh don’t worry then. If you are busy I’ll ask someone else to help me.
それなら大丈夫。あなたが忙しいなら、他の人に手伝ってもらえるか聞いてみるわ。
といった感じになります。
ここでは「Assign」が「任命された」といった意味で使われていますが、日常会話の中では「~するように言われた」といったカジュアルな感じで使われることもありますよ。