英語を勉強している多くの人が考えるのが留学ですよね。
留学は数週間の短い短期留学から年単位の長期留学までいろいなものがあります。
また留学する国選びも重要です。
どの国に留学するかによって環境も違いますし英語の訛りなども異なります。
そこで今回は私の留学体験をもとに留学におすすめの国ベスト3を紹介していきたいと思います。
皆さんのお役に立てるように、なるべく細かく分析してみましたのでぜひ参考にしてください。
おすすめの国 第3位「アメリカ」
1994年から1997年にかけて日本人留学生のアメリカ留学の割合は世界1位でした。
アメリカの学生における留学生の割合は5パーセント前後ですが、当時はその大部分を日本人学生が占めていたのですね。
しかしそれから時代は変わり、現在では日本人留学生の割合は9位にまで下がりました。
ちなみに1位は中国、2位はインド、3位はサウジアラビアとなっています。
私がアメリカに短期留学したのは夏でした。
行き先は西海岸のサンフランシスコ。
サンフランシスコは気候も温暖でアジア系アメリカ人も多くアメリカ渡航が初めての私にとっても馴染みやすい街だったと思います。
留学するならアジア系の少ない地域に留学して英語にどっぷり浸かりたい!と思う人もいるかもしれません。
確かにアジア系移民の人の中には英語が堪能でなく母国語を第一言語としてアメリカで暮らしている人もいます。
私もサンフランシスコでそのような人たちにたくさん会いました。
しかし私にとってはそれが逆に英語の勉強になりました。というのも、相手が代々の英語のネイティブスピーカーの場合わたしが多少不自然な英語を話していても相手がカバーしてしまい、会話が成り立ってしまうのです。
しかし相手も英語が第2言語の場合、相手に伝わるまでこちらも英語できちんと説明しなければいけないので自然と英語力が身につきます。
そんな意味で移民国家のアメリカはおすすめです。
どんなことも自分の力になるように前向きに捉えるチャンスを与えてくれる国だと思います。
おすすめの国 第2位「カナダ」
世界的にも人気の留学先であるカナダ。
世界平和指数ランキングでは日本よりも順位の高い第8位にランクインしています。
銃も厳しく規制されているため銃撃戦に巻き込まれる可能性も極めて低いです。
またカナダは首相自らが「多文化主義宣言」を行うほど移民を受け入れる体制が整っている国。
様々な文化や価値観が交錯するカナダでは、日本とは違った多様性を味わえることでしょう。
私が冬の時期にカルガリーに短期留学しました。
カルガリーは非常に寒く冬はマイナス20度ほどにもなります。
かなり防寒対策には力を入れていましたが、日本に帰国した後はくるぶしに凍傷ができていました。(ちなみにその凍傷は日本に戻ってきてから治りました。凍傷は治るのですね)
余談ですが、最近カナダ人の同僚に「昔カルガリーに短期留学をしていた」と言ったら「なんでわざわざカルガリー?カナダ人でも誰も行かないのに・・・」と言われました。
さてカナダのおすすめポイントは聞き取りやすい英語です。
移民が多いからでしょうか?ゆっくりハッキリ話してくれる人も多く、非常に聞き取りやすかったです。
また「英語が話せるのが当たり前でない」という雰囲気も強く、留学生の私にとっては居心地がよかったです。
カルガリーは近所の付き合いも濃厚で私はカルガリーに行った際にホームステイ先の隣の家の人に雪道を歩きやすいように登山用の靴をもらいました。
おすすめの国 第1位「ニュージーランド」
自然と大都会が見事に調和したゆったりとした国ニュージーランド。
2つの主要な島とその他小さな島からなる人口460万人ほどの小さな国家です。フレンドリーな人が多くリラックスした雰囲気が町中に漂っています。
ニュージーランドは自然が本当に豊かで観光にもぴったりです。留学の合間を縫って観光も楽しみたい人にはもってこいの国だと言えるでしょう。
ニュージーランドは本気で英語を学びたい人にはおすすめです。
なぜかというと娯楽が少ないからです。
私はニュージーランドに短期留学していた際、語学学校と家の往復、時々図書館、という生活を送っていましたが落ち着いた環境で勉強に集中でき非常に有意義な時間を過ごせました。
街には親切な人も多く街中で会ったおばさんに「How are you〜?」と聞かれることもしばしば。
語学学校の先生たちもみんなのんびりしており、幸せそうな良い雰囲気でした。
英語には確かに訛りがありますが、慣れてしまえば問題ありません。
留学先の語学学校にはアジア人が多くいましたがヨーロッパからの留学生もたくさんいました。
落ち着いた環境で勉強に集中したい人には絶対ニュージーランドがおすすめです。
というわけで・・
今回はおすすめの留学先をご紹介しました。ぜひ参考にしてみてくださいね。