日本語で普段何気なく使っているカタカナ言葉。
「これって英語だよね。」と思っていても、実は英語では違う意味だったりすることが結構あるんです!
今回はその中でも「シール」という言葉についてお話していきます。
目次
「シール」は英語でなんて言う?
日本語では、「このシール貼っといて。」とか、「なかなかシールがはがれない。」なんて感じで「シール」という言葉を使いますよね。
私も中学生の頃は可愛いシールを集めていたりしました。(笑)
ですが、英語で、「このシール手紙に貼っといて」という意味で、「Can you put this seal on the letter?」と言っても通じないんです。
この場合のシールは「Sticker」(スティッカー)を使って表します。
ですので、
このシール手紙に貼っておいて。
といった感じです。
「Sticker」は文房具屋さんで売っているような飾りや遊び用のシールをさす言葉となります。
またこの「Sticker」という言葉、「貼り付ける」や、「くっつく」と言った意味の「Stick」(スティック)がもとになっているので、「Stick」に「er」が付いて、「張り付くもの」、「くっつくもの」と言った意味になっています。
「シール貼っちゃおう。」なんて言いたいときには、
なんて感じで使えます。
また、「べたべたする」、「張り付く」と言いたい時には「Sticky」(スティッキー)という言葉が使われ、
このテーブルベトベトしてる。
とか、
照り焼きチキンはべたべたしている。
なんて感じで使えます。
「Sticker」、「Stick」、「Sticky」の3単語、一緒に覚えちゃいましょう♪
「Seal」の意味とは?
シールは英語では「Sticker」と言うとご紹介してきました。
では、「シール」と英語で言ったらどういった意味になるのでしょうか。
英語で「Seal」(シール)と言うと、「封をする」とか「蝋などで押印する」なんて意味があります。
ですので、使い方としては、
係の者が中身をチェックするまで箱を閉じないでください。
とか、
昔の人々は蝋を使って手紙の封をしていた。
なんて感じで使います。
日本語のシールとはちょっと使い方が違うので、注意しましょう。
いろんな粘着シールの英語の呼び名
日本語の「シール」は英語では「Sticker」とご紹介してきました。
ですが、シールにも、セロハンテープとかガムテープなどいろんな種類がありますよね。
そんないろんな種類のシールやテープの英語での呼び方も一緒に覚えちゃいましょう♪
Adhesive tape
粘着テープ全般を示す言葉がこの「Adhesive tape」という単語。
アドヒーシヴ・テープといった感じの発音になります。ちょっと難しいですよね。
ですが、いろんなタイプの粘着テープに対して使える言葉なので、とっても便利な単語です。
Scotch tape
セロテープは英語では「Scotch tape」(スコッチテープ)と呼ばれます。
イギリス圏では日本語と同様に「Cellophane tape」(セロファンテープ)とか、「Cello tape」(セロテープ)と呼ばれることもありますが、私が住んでいたオーストラリアでは「Scotch tape」という人の方が多かった印象があります。
Stamp
手紙を送る際に貼る切手は英語では「Stamp」と言います。
「スタンプは押すものじゃないの?」と思われるかもしれませんが、押すタイプのスタンプも切手も同様に「Stamp」という単語を使います。
切手を買いたいときなどは、「Can I get some stamps?」「切手を欲しいのですが」と言えばオッケーです。
また、LINEなどで使うスタンプは英語では「Sticker」と言うんです。
ちょっと紛らわしいですが、覚えておく価値ありですよ。
Duct tape
ガムテープは英語で「Duct tape」や「Packing tape」と言います。
「Duct tape」は補強用のテープで、「Packing tape」は梱包用のテープといった感じです。
「Gummed tape」と言っても間違いではないのですが、あまり使われない表現です。
Double sided tape
ダブルサイドのテープと聞いて何を思い浮かべるでしょうか?
そうです!両面テープの事なんです。
日本語をそのまま訳せばいいので覚えやすいですね。
まとめ
今回は英語の「シール」についてお話してきました。
「シール」のように本当の英語の意味と日本語の意味が違っている言葉って結構たくさんあるんです。
このような日本独自のカタカナ言葉は英語を学ぶ人にとってやっかいなものですが、正しい英語を使って英語力を挙げちゃいましょう♪