「such」は「サッチ」と読み会話の中のものを限定したり、強調したりすることのできる便利な単語です。
今回はこの便利な「such」について誰にでも分かるように解説していきますので、ぜひ全ての用法で「such」を立体的に使えるようになってみてください。
使いこなすのが難しそうに見える単語ですが、覚えてしまえば意外と簡単ですよ。
それでは一緒にみていきましょう。
目次
suchの使い方①「そんな、こんな、あんな」
「彼女ってそんな人なの?」「こんなものいらないよ」「あんな言葉よく思い出したね」などの名詞を限定する言い方です。
「such」の後ろに名詞を置いて使います。
(彼女がそんな人だったなんて知らなかった)
(こんなものいらない。捨てる)
(あんな言葉よく思い出したね)
suchの使い方②「そんなに、こんなに、あんなに」
①の使い方と似ていますが、こちらは名詞の程度を表す用法です。
「そんなに短い時間で」「こんなに小さい子が」「あんなに難しい問題を」など、いろんなシーンで使えますね。
(これらをそんなに短い時間で終わらせるなんて無理だよ)
(こんなに小さい子がこの本を読めるなんて信じられない)
(え!?あんなに難しい問題を解いたの?)
suchの使い方③「とても」
「such」は「very」と同じ意味で使われることもあります。この使い方は口語的な用法です。
(これはとても面白い。もっと知りたい)
また「that」と組み合わせて「とても〜なので・・・」という文章を作ることもできます。
(彼女はとても小さかったので状況が理解できなかった)
suchの使い方④「そういうもの」
「友情なんてそんなものだよ」と言いたい時「such」を使って言うこともできます。
(仕方がない。友情なんてそんなものだよ)
(そんなものにもお金を払わなきゃいけないの?)
(世の中そんなもんだよ。諦めな)
suchの使い方⑤「そういうものとして」
「そうされるのが当たり前なものとして、そういうものとして扱われるべき」という意味です。
少し分かりづらいので例文を見てみましょう。
(お客さんは神様ではないし、そういうものとして扱う必要はない)
(みんな人間であり、全ての人はそういうものとして守られるべきである)
覚えておきたい「such」を使った表現
最後に英会話に役立つ「such」を使った表現をご紹介します。
(そんなつもりじゃなかったんだ。ごめん)
(そんなこと聞いたことないけど)
(それなりのもの=大したものではない)
(そのレストランは大したレストランではなかったが、味は美味しかった)
(それ自体が)
(ハードワークそれ自体が悪い訳ではない)