「such」の使い方を徹底解説。よく使われる5つの意味を押さえよう!

「such」は「サッチ」と読み会話の中のものを限定したり、強調したりすることのできる便利な単語です。

今回はこの便利な「such」について誰にでも分かるように解説していきますので、ぜひ全ての用法で「such」を立体的に使えるようになってみてください。

使いこなすのが難しそうに見える単語ですが、覚えてしまえば意外と簡単ですよ。

それでは一緒にみていきましょう。



suchの使い方①「そんな、こんな、あんな」

「彼女ってそんな人なの?」「こんなものいらないよ」「あんな言葉よく思い出したね」などの名詞を限定する言い方です。

「such」の後ろに名詞を置いて使います。

I didn’t know that she was such a person.

(彼女がそんな人だったなんて知らなかった)

I don’t need such a thing, I’ll throw it away.

(こんなものいらない。捨てる)

I’m really surprised that you remember such a word.

(あんな言葉よく思い出したね)

suchの使い方②「そんなに、こんなに、あんなに」

①の使い方と似ていますが、こちらは名詞の程度を表す用法です。

「そんなに短い時間で」「こんなに小さい子が」「あんなに難しい問題を」など、いろんなシーンで使えますね。

You can’t finish these such a short time.

(これらをそんなに短い時間で終わらせるなんて無理だよ)

I can’t believe that such a small kid can read this book.

(こんなに小さい子がこの本を読めるなんて信じられない)

What!? Did you solve such a hard question?

(え!?あんなに難しい問題を解いたの?)

suchの使い方③「とても」

「such」は「very」と同じ意味で使われることもあります。この使い方は口語的な用法です。

This is such interesting. I want to know more.

(これはとても面白い。もっと知りたい)

また「that」と組み合わせて「とても〜なので・・・」という文章を作ることもできます。

She was such a small girl that she didn’t understand the situation.

(彼女はとても小さかったので状況が理解できなかった)

suchの使い方④「そういうもの」

「友情なんてそんなものだよ」と言いたい時「such」を使って言うこともできます。

This is what it is. Such is the friendship.

(仕方がない。友情なんてそんなものだよ)

We have to pay for such a thing?

(そんなものにもお金を払わなきゃいけないの?)

Such is the world. Get over it.

(世の中そんなもんだよ。諦めな)

suchの使い方⑤「そういうものとして」

「そうされるのが当たり前なものとして、そういうものとして扱われるべき」という意味です。

少し分かりづらいので例文を見てみましょう。

Customers are not gods and we don’t need to treat them as such.

(お客さんは神様ではないし、そういうものとして扱う必要はない)

Everyone is human and should be protected as such.

(みんな人間であり、全ての人はそういうものとして守られるべきである)

覚えておきたい「such」を使った表現

最後に英会話に役立つ「such」を使った表現をご紹介します。

My intention was not such. Sorry about that.

(そんなつもりじゃなかったんだ。ごめん)

I’ve never heard such a thing.

(そんなこと聞いたことないけど)

such as it was

(それなりのもの=大したものではない)

The restaurant, such as it was, I enjoyed very much.

(そのレストランは大したレストランではなかったが、味は美味しかった)

As such

(それ自体が)

To hard work, as such, doesn’t mean bad thing.

(ハードワークそれ自体が悪い訳ではない)