接続詞、その名の通り、単語や文章を接続するための単語です。
というような、難しい用語は覚えなくても大丈夫です。
まずは単語と単語や文章と文章をつなぐ「のり」みたいな役割、とイメージしてください!
目次
AND = 足し算!
文章と文章をつなぐのり、をイメージできたら、ひとつひとつの接続詞の役割もイメージを使って覚えていきましょう!
最初はAND。これはもう余裕ですよね!
計算式でいえば、足す+プラス のイメージです。
I like dogs + I like cats
さて、どうなるでしょうか?
↓
I like dogs and cats.
正解です!このANDの両端の単語や文章がサクランボみたいにセットでくっついているイメージで覚えてみてくださいね。
2つのさくらんぼみたいにどちらも同じ状態の同じレベルであると表現できます。
これは動きでも、長い文章でも同じですよ。
I am singing and dancing.
I went to the shopping and bought some chocolate.
問題なさそうですね!
では少しレベルアップ問題です。
このサクランボが上の写真のようにいくつも足されていたら?
私は犬と、猫と、うさぎと、カエルと、馬が好きです。
↓
I like dogs and cats and rabbits and frogs and horses.
とうっかり日本語に引きずられないでくださいね!
I like dogs, cats, rabbits , frogs and horses.
Andは一番最後だけでいいんですよ~!
ただし、発音はしませんが、文章の時は「,」を単語の間にいれてくださいね。
OR = 選択を迫ってくる接続詞!
次はORです。これはシーソーだと思ってくださいね!
どちらかが上ならどちらかは下…どちらかが選ばれればどちらかは選ばれない…という状態です。
Would you like coffee or tea?
Coffee,please
Tea,please
コーヒーを選べばコーヒーのみ、紅茶を選べば紅茶のみが運ばれてきますよね。選択を迫ってくる接続詞です!
命令文+ANDと命令文+ORについて
さて、基本のANDとORのイメージをマスターしたと思いますので、次は、命令文とのセット上級クラスの英語に挑戦です!
- Study hard and you will speak English very well.
- Study hard or you won’t speak English at all.
上の2つどういう意味になるでしょうか?
andとor のイメージを使って考えてみましょう。
- Study hard +どちらも同等に起こる♪ you will speak English very well.
- Study hard ←さあどっちを取る?→ you won’t speak English at all.
ということで、
- しっかり勉強する+英語を話せるようになる
- しっかり勉強する←さあどっちを取る?→英語を話せなくなる
ですから・・
- しっかり勉強すれば上手に英語を話せるようになりますよ♪
- しっかり勉強しないと(さもなくば!)英語は全く話せるようになりませんよ~
なんていう意味になります。イメージを使えば簡単に理解できましたね、ブラボー!
この形は結構自然に使われていて、AND=と、OR=どちらか、と単純な訳だけだと思っていると会話についていけないことがあるので、しっかりイメージで覚えてみてくださいね!
私のホストファミリーの母はよく
Bring your umbrella, or you might get wet.
傘持っていかないと濡れちゃうかもよ。
とか
Come here soon, and you will get goodies!
早く来てごらんなさい、ご褒美あるわよ~
なんて一日に何回もこの形の会話をしていました。最初は傘持っていく?それとも濡れる?ってどういうこと??と混乱していましたが(笑)
命令文にandやorが付く時は命令ではなく、andの時はプラスの行動がもたらす結果、orの時はその行動をしない場合のマイナスの結果を伝えていたんですね!
NOR = どっちも選ばない!
I like dogs and cats.
の反対、どちらも好きでない時。
I don’t like dogs and cats.
なかなかいい線行ってますが、and=+ ですから、
「I don’t like dogs」 + cats.
猫は好き?とわからなくなってしまいますね…
こんな時に便利なのがNOR。
NOR = NO OR
NO=しないOR=どちらか選択→どちらも選択しない!となります。簡単!
I don’t like dogs nor cats.
ですね。必ず否定文で使われますよ~
BUT = そっちじゃなくてこっち!
さて、選択の結果ではなく、そもそもちがう、というときはBUT。
I like dogs. + He like cats.
↓
I like dogs but he likes cats.
です。ただし、あまり強く発音したりしないように注意してくださいね。
そっちじゃない!という強い気持ちを表現してしまうので、うっかりすると、だった子がいやだ~!といってるように聞こえることがあります。
He wants to go France, but I want to go Italy.
不満を漏らしてるみたいにも聞こえちゃうようです。軽く小さな音で発音すれば、さりげない自己表現となるのでGOODですよ!
反対にこの「力強い」=そっちじゃなくてこっち、な使い方は演説なんかには効果大ですね。実際トランプ大統領の就任演説にもありましたよ~
We will face challenges. We will confront hardships. But we will get the job done.
文頭に置いてさらに強調されています!
When,after,before = 時間でくっつける!
さて、今度は、文と文を時間関係でつなぐ方法です。
この地球には時間がありますから、何かを行うと時間差が出てきますよね。
ですからつなぎたい文同士の時間がずれているときは、
When=同時刻
After+ 何かより後(プラス時間)
Before― 何かより前(マイナス時間)
この3つのどれかでつなぐと便利です!でも時間差に気をつけて繋がないと大変なことになったりしますのできをつけながら、楽しんで次の問題を問いてみてくださいね!
The police arrived the bank.
The bank robbers escaped in a car.
- 警察到が銀行強盗逃亡を阻止した可能性大!
- 警察到着と銀行強盗逃亡が間一髪な状態!
- 警察が銀行強盗逃亡を惜しくも許してしまった可能性大!
さてどうでしょう~ドキドキしてきますね。
ここで大事なのは、のりの接続詞はその後ろの文とセットとして考えるということです。
The police arrived the bank / (=?+?-?)the bank robbers escaped in a car.
さてさて3つの文ですが、強盗逃亡時刻は(=同時+後-前)どれになるでしょうか?
- The police arrived the bank (=?+?-?)the bank robbers escaped in a car.
- The police arrived the bank (=?+?-?)the bank robbers escaped in a car.
- The police arrived the bank (=?+?-?)the bank robbers escaped in a car.
記号で表してみると
- The police arrived the bank警察到着/(-)the bank robbers escaped in a car.
- The police arrived the bank警察到着/(=)the bank robbers escaped in a car.
- The police arrived the bank警察到着/(+)the bank robbers escaped in a car.
ですね!とうことで、正解は
- The police arrived the bank before the bank robbers escaped in a car.
- The police arrived the bank when the bank robbers escaped in a car.
- The police arrived the bank after the bank robbers escaped in a car.
よくできました!
IF = 期待しちゃう♪
時間つながりで言えば、次は未来。明日晴れたら出かけたいな~そんな時はIFの出番!
it is sunny + let’s go out
IF it is sunny tomorrow, let’s go out!
注意点は、
IF it will be sunny tomorrow, let’s go out!
とせずに
IF it is sunny tomorrow, let’s go out!
と現在の形にすること!
IFが未来のことを表現してますから、未来の未来、になっちゃうと、もし晴れるかもしれないかもしれなかったら・・・とかなんとか、しつこいしわかりにくくなっちゃいますよね。
日本語でも、もし晴れたら、ですね!感覚としては同じかもしれませんね。
ということで、問題。
もしあなたがパーティーに行くなら、私も行きます。
You go to the party + I go, too.
↓
IF You go to the party , I will go, too.
そうですね。IFの後は現在で。私が行くのは未来だし行くよ、という意志もあるのでWILLをつけるとわかりやすいですね!
Because = 説明しまーす!
どうしてそうなったか、どうしてそう思ったか、どうしてそうしているのか、理由をくっつけたいときはBecause.
I came here because I wanted to see you!
He quit his job because he wants to go back to study at University.
The girl started to cry because she lost her balloon.
このBecause、疑問文のWHYとセットで覚えておくと会話がどんどんつながって、ネイティブとのコミュニケーションが弾む最強の接続詞でもあります!
実はわたしはWHY GIRLと恐れられています。なぜならWHYを連発するから…この質問をすると必ずBecauseで答えなければならないからです!
でもその根性で本当にいろいろな人にいろいろなことを学ぶことが出来ていますよ♪
例えばこんな感じです。
Why are you interested in our country?
Oh, I am very interested in Japan because I love Anime.
Oh, you love Anime! Why do you like Anime?
Because I love the cute characters.
Which character do you lile best?
○○
Why so?
Because her way of living really encourages me.
Oh!
という風に!よろしければ是非お試しあれ!
まとめ
- 接続詞は文の「のり」のような役割である
- ANDは足し算のイメージ
- ORは選択を迫るイメージ
- NORはどちらも選ばないイメージ
- BUTはそっちじゃなくこっち、というイメージ
- IFは期待のイメージ
- WHEN,AFTER,BEFOREは時間でくっつけるイメージ
- BECOUSEは説明のイメージ