大人の中学英語やり直し講座⑯『there is~』で位置情報を表現!

今回は、there is 〜、there are 〜の解説です。

日常会話をしていて無意識に色々な話をしていると思いますが、「テーブルにリンゴが置いてあるよ」とか、「ここに鉛筆があるよ」などと家族に言うことがよくあります。

物がどこにあるかを聞いたり、教えたりすることは日常よくする会話の1つですよね。

こういう会話を英語で表現するのに、there is 〜、there are 〜はよく使われるとても便利な表現ですので、今回の解説を読んでいただいて英会話にフル活用していただきたいと思います。

ぜひ覚えて英会話の幅を広げてくださいね。



there is 〜、there are 〜は普段の日常と結び付けよう

英文法の勉強は難しく感じたり面白くない印象ありませんか?

私も大人になってから中学英文法のやり直しを始めてすぐの時は、とても面白くありませんでした。

単調な英文法の勉強は飽きるしつまらない。そんな風に考えていたのは、私自身の英文法の勉強が自分らしく楽しく勉強できていなかったからなんです。

結局なぜ中学英文法をやり直しているかというと英語が話せるようになりたいから。

英語を話せるようになるには文法を知らないと英会話ができないからなんですよね。

全ての英文法を日常英会話、あなたがよく普段話している内容を英文法として覚えてしまえば、英文法もあなたの会話になります。

普段あなたが話しそうな会話を勉強している英文法に当てはめる勉強は本当におすすめです。

今回のthere is 〜、there are 〜もあなたの普段話していることに当てはめると覚え易いと思います。

私がよく使う会話でthere is 〜、there are 〜を解説しますので、参考してくださいね。

There is 〜私の日常会話を交えて解説

先ずは、there is 〜.の文法的解説です。「〜がある、〜がいる」と訳します。

There is+単数名詞+場所 で「場所に単数名詞がある」という意味になります。

単数名詞を言いたいので、There is 〜となるわけなんです。

例文をあげますね。

「テーブルにリンゴがあるよ」の場合、There is an apple on the table.となります。

「ここに鉛筆があるよ」は、There is a pencil here.となります。

待ち合わせをしていて相手に「道に赤い車があるよ。あれが私の車だよ。」と言いたい時は、There is a red car on the street.

That is my car.否定文は、There is not 〜.疑問文は、Is there 〜.過去形は There was 〜となります。

色々な英文ができると思いますので、ぜひいくつも英作してみてくださいね。

There are 〜違いを理解して使ってみよう!

There are 〜は、文法的にいうと複数名詞を表したい時に使います。

There are+複数名詞+場所.で「場所に複数名詞がある」と訳します。

日本語文の訳し方は変わりませんが、is と are では、単数を表すか複数を表すかの違いで使い分けます。

私のよくする会話で例文をあげると、「テーブルに2個おにぎりがあるよ」だと、There are two rice balls on the table. と英作できます。

否定文は、There are not 〜疑問文は、Are there 〜過去形は、There were〜となります。

There is 〜There are 〜の英作をする時の注意点

There is 〜、There are 〜の表現は「〜がある、〜がいる」と訳しますが、主語がはっきりわかっている時、話し相手が主語のことをわかっている時の場合は、この表現を使いません。

例えば、「花子は日本にいます」だと、Hanako is in Japan.とする方がいいでしょう。

主語が特定されている時は主語を前に、相手にはじめて話す時や特定されていない物や人を指す時はThere is 〜、There are 〜を使うようにしましょう。

There is 〜、There are 〜で表現するポイントは?

There is 〜、There are 〜で表現する場合、「〜がある、〜がいる」は日本語でいろんなシチュエーションで使われるので、曖昧な感じがしませんか?

この表現ができる場合というのは、客観的な状況=自分や誰かに関係がない状況を説明したい時に使うことができる表現なのです。

そこに存在する何かを説明するような時です。

もともとThereには「そこ」という意味がありますが、「そこに〜がある。そこに〜がいる。」と物体として存在する物や人に対してを表現したい場合の表現に限られているのです。

私がThere is 〜、There are 〜で表現する物や人というのは、存在=位置情報だけを表現する時に使います。

「テーブルにリンゴがある」とか「部屋におもちゃがある」誰のものでもない物や人の位置情報としてThere is 〜、There are 〜は使うのだということを覚えておいていただきたいと思います。

さいごに

いかがでしたか?肯定文だけでなく、否定文や疑問文そして過去形や過去形の否定文・疑問文と色々な表現ができますので、いくつもの英作ができます。

書き取ってもいいし、頭の中で英作してみるだけでもいいしそれを口に出してスピーキングしていい。どんな方法でもいいので、毎日少しずつ英語を使う環境を作っていってくださいね。

そうすると英語を勉強することが日課になって、あなたにとって当たり前のことになります。そうすると英会話もいつでもできるようになります。

無理をする必要はありません。少しずつあなたのペースで英語環境を作っていってくださいね。