Worry, anxious, concernなど「心配」という英単語は種類が多いですよね。
あなたはこれらの単語をちゃんと使い分けることが出来ていますか?
今回は「心配」を意味する英単語をピックアップし、どんな時にどんなニュアンスで使えば良いのかを解説していきたいと思います。
細かいニュアンスが伝えられるようになると英会話はさらに楽しくなりますよ!
それではさっそく始めていきましょう。
心配を表す単語①「worry」
心配を表す一番ポピュラーな単語worry。このworryは動詞と名詞としての用法があります。
ニュアンスとしては「個人的なことに気を揉んでいる」イメージです。
例えば日本語でも「心配している」と「懸念している」は同じ「心配」でも少しニュアンスが違いますよね。
「心配している」は気持ち的な不安、「懸念している」は心配されることに対して対策を考えなければいけないアクション的な不安というニュアンスがあります。
Worryは気持ち的な不安です。
さらに動詞としては他動詞と自動詞の両方の用法があり、その使い方も違います。
ではworryの細かい使い方をみていきましょう。
(いつも彼女のことを心配している)
習慣的に彼女を心配しているニュアンス。常に心の中にある心配事という感じです。
(彼女のことが心配だ)
習慣的でなく今、彼女のことが心配というニュアンス。一番よく使われる形です。
(何がそんなに心配なの?)
他動詞としての使い方。無生物主語の英語らしい言い回しです。
(それは心配ですね)
名詞としての使い方。話の相槌として使うことができる便利なフレーズです。
心配を表す単語②「anxious」
緊張や不安を含む「心配」には「anxious」を使うと良いでしょう。
「anxious」には居ても立っても居られなくなるような切迫感が感じられます。
病院の検査結果を待つときや、上手くいくかどうか知りたい(片方の結果に転んだら嫌だ)というネガティブなニュアンスを含む単語です。
(健康診断の結果が心配だ)
(仕事の頃が不安でよく眠れなかった)
またanxietyという名詞としても使うことができます。
anxietyで使う場合よく使われるのは
(心配で落ち着けなかった)
という無生物主語の形です。
こちらは日本語ではあまり使わない構文なので最初は使いづらいかも知れませんが、英語ではよく使う使い方です。
またスラングの意味としては「〜が待ちきれない」という意味でも使われることがあります。
スラングではもともとも意味とは反対の意味で使われることも多いのです。
例えば「sick」(病気)という単語はスラングでは「かっこいい・イケてる」というプラスの意味で使われます。
それと同じでanxioudも「楽しみ」という意味で使われることがあるのです。
(あなたがパーティーに来るのを楽しみにしています)
心配を表す単語③「concern」
「懸念する」という意味がぴったりの単語です。
「関心がある」という意味もありconcernの後ろにwithを置くかaboutを置くかで使い分けることができます。
(私は彼のスピーチに関心がある)
(私は彼のスピーチを懸念している)
また「look」を使って
(なんか気になる?大丈夫?)
と聞くこともできます。
「心配しないでください」と言うときは
(そのことは心配しないでください)
と言いましょう。
Don’t let it〜はネイティブスピーカーがよく使う形で
(落ち込まないで)
(気にしないで)
などの表現にも使われています。