「チェックする」と言う言葉は、何かの確認の際、チェックマークを書き入れる際、色々な形で良く使われていますよね。
そのまま英語にすると「Check」ですが、全てが全てこの「Check」を使うのが正しいわけではないんです。
どう使い分ければいいの?何が違うの?
そんな疑問にお答えするべく、今回はたくさん種類のある「チェックする」という言葉を、状況ごとに整理して、どう英語で表現すればいいかをお伝えします。
目次
簡単にできるものなら「Check」でOK!使い方の例文
パッと見て、簡単にチェックができるものに関しては、カタカナ英語そのままの「Check」で全く問題ありません。
日常会話でも、ビジネスのシーンでも簡単なチェックはよくありますよね。
厳重な確認を必要としないもの、目を通せばいいくらいのものなら「Check」が良く使われます。
例えば、
「Check my Email box.」
「Can you check the document, please?」
・「Let’s check it out!」
「Let me double check.」
再確認をする際は、ダブルチェック「Double check」とこちらもカタカナ英語のままで大丈夫です。
出かける際に「窓閉めた?あれ持った?」なんて聞かれたり、「予定この日空いてる?」と聞かれたりした時、ついつい「Yes」と言ってしまってから不安になるものですよね。
その時にはこのフレーズが良く使えます。
確実にチェックしてほしい、気をつけてほしい時の「Make sure」
「Make sure」、日本語にすると、「確実にする」といった訳になります。
「Check」とそこまで変わりはないですが、忘れてほしくないこと、間違う可能性のあるもの、きちんと確実に行って欲しいことに関して特によく使われる表現になっています。
「Make sure that the door is locked when you go out.」
「Make sure that the spelling is correct.」
私の経験ですが、ホームステイ生活をしていると、日常で気をつけることがたくさんあります。
鍵の施錠もそうですし、「水分を忘れずにね」「携帯持った?」などホストマザーから毎日のように「Make sure」を使ったフレーズを聞いていました。本当に良く聞くフレーズです。
「チェックを入れる」は英語で何て言うの?
何かの申請、契約の際に書類のリストのチェックボックスにチェックマークを付ける時がありますよね。
アメリカ英語なら
で伝わります。
しかしイギリス英語だと「Check」ではなく、
と少し違ってきます。
「チェック」と「ティック」なので混乱することは少ないと思いますが、「Tick」のほうも覚えておくと安心です。
逆にチェックを外す際には「Uncheck」「Untick」と打ち消しの「Un」を語頭に付けた形で表現します。
「チェック」は英語で「Check」以外にもたくさん!例と使い方
「チェックする」を「見てみる」に言い換えて、「see」 や「look」で言い換えることもできます。
「Let’s have a look at the answer.」
「Let’s see the result.」
日常生活では、目で見てチェックできるものの場合「Check」よりも「Have a look」が使われることが多いように感じます。
英語では、抽象的な言葉よりも、「look(見る)」という単語のように、どんな方法で行うのか、どこが認識しているのかをはっきりさせることが多いです。
またチェックする必要のあるものが比較的重要である場合など、注意深く内容を確認する必要がある際には「Confirm」を使います。
「Check」より固く、最終確認等チェックした後に間違いがないかどうかまで確認する意味を持ちます。
このためビジネスの場面ではよく聞く単語ですね。
実際に例を挙げると、
「You must confirm whether it is true or not.」
「I would like to confirm my reservation.」
他にも、PC関連でパスワードや本人のチェックなどの認証を行う際には「Verify」がよく使われます。
また「verify」には供述などが正しいと立証する、実験で仮説が正しいか証明するといった意味もあります。
「Please verify that your password and Email address is correct」
まとめ
今回は、様々な「チェックする」を紹介しました。
- 簡単なチェックはそのまま「Check」
- 気をつけてほしい時の「Make sure」
- チェックを入れる!「Check」と「Tick」
- 「Check」を使わない「チェックする」
日本語で使われるチェックと英語の「Check」は、あまり意味が変わらないので似たような感覚で使うことができますが、カタカナ英語で日本語として使われているものの中には、意味が大きく違ってくるものもあります。
カタカナ英語を本当に英語として使う際、自信がなければその都度きちんと「Check」して使いましょう。