みなさんこんにちは!「each other」ってどんな意味か知っていますか?
実は「each other」の使い方にはいくつか注意しなければいけない点があります。
今回は知っていそうで知らない「each other」についてみなさんにご紹介したいと思います。
最後まで読めば、きっと「each other」を自由自在に使いこなせるようになるでしょう。
目次
「each other」の意味
「each other」は「お互い」という意味です。
「each other」の品詞は代名詞。代名詞とは文字の通り名詞、または名詞句の代わりとなる言葉です。
たまに「お互いに」と訳されていることがありますが、副詞ではありませんのでかなり細かく言うと「お互い」の訳の方が日本語的には正しいです。
「お互いに」としたい時は「each other」の前に「with」をつけて「with each other」にしましょう。
ただ
・We know each other.
(私たちはお互い知っている)
・We know with each other.
(私たちはお互いに知っている)
のどちらも意味的にほとんど違いはありませんよね。
なので個人的には、そんなに日本語訳にこだわらなくても良いのかな、と感じています。
ちなみに日本語で「お互い」と聞くと1対1のように思えますが、「each other」は3人でもそれ以上でも構いません。
We told a funny story each other.
は「お互いに(2人で)面白い話を披露した」でも良いですし、「お互いに(3人以上で)面白い話を披露した」という意味にもなります。
「each other」の使い方
では「each other」を使った例文をいくつかみていきましょう。ネイティブスピーカーも良く使うものを集めましたよ!
(私たちは毎日メールをしています)
(彼らは第一言語しか話さないので、お互い言葉が通じない)
(その瞬間、私たちはお互いに惹かれあった)
(お互い仲良くしましょう)
(もしお互い会えなければメールしようぜ)
(私とあなたは気が合わないと思う)
(猫たちが追いかけあっている)
「each other」を使ったスラング
では次に「each other」を使ったスラングをご紹介します。
Seeing each other=友達以上恋人未満
デートはしているけど、はっきりと恋人とはお互いに認識していない、といった曖昧な関係を指します。
「urban dictionary」には「デートしているの別の言い方」「結局はフェイスブックの『友達』の関係と変わらない」と書いてありました。(笑)
(私たちは2ヶ月間デートしているけど、まだ彼には告白されていない)
Deserve each other=お似合いカップル
この表現はマイナスのニュアンスで使うことが多いです。
例えば嫌な奴と嫌な奴がカップルになった時。「嫌な奴同士お似合いだね」と言う時に使います。
(この前ケイトとジムがデートしてるの見たよ)
They deserve each other. They are both mean.
(お似合いじゃん。二人とも意地悪だし)
Live in each other’s pockets=いつも一緒にいる
恋人たちがとにかくべったり1日中時間を共にすること。
お互いに依存している、といった少しマイナスの意味を含んで使われることもあります。
(ちょっと私たち依存しすぎだと思う。少し自分の時間が欲しい)