ネイティブの英語スピーカーが話していてよく耳にするけれど、実際どういう意味なの?っていう英語のフレーズってありますよね。
この「Get to」も、よく聞くけれど、使い方が分からない。
どういう意味なの?という疑問を持っている方も多いはず。
私も留学中によく耳にしてたけれど、なかなか使い慣れるまで理解しずらいフレーズでした。(涙)
今回は「Get to」の意味と活用方法をご紹介していきます。
目次
「機会がある」という意味で使う場合
いろんな意味を持つ「Get to」の中でも、会話中によく出てくるのが「~をする機会がある」といった使い方。
例えば、有名人に会った時の感動を伝えたい時なんかには、
ねえねえ、昨日何があったと思う?テイラー・スイフトに会っちゃった!(会う機会があった。)
なんて感じで言うことができます。
ここでの「Get to」は「Have opportunity to」の意味で、「機会があった」と訳されます。
ですので、
テイラー・スイフトに会う機会があったんです。
という文章も作れるのですが、これだと、ちょっとフォーマルな印象の文になります。
ですので、例文のように「Get to」を使うことでより砕けた感じの言い回しにすることができますよ。
「許される」という意味で使う場合
「Get to」は「許される」という意味で使われることもあります。
例えば、仕事中に具合が悪くなって家に帰ったという事を説明する場合、
昨日何があったの?
Oh, I felt sick and I get to go home early.
具合が悪くなっちゃって、早退したんだ。
となります。
ここでは、「許された」「Allowed to」という意味で使われているので、「Get to」の後ろに来る動詞をすることを許されたという様に使うことができます。
例文では「Get to go」となっているので、「行く」という事を「許された」となっています。
「到着する」という意味で使う場合
会話の中でよく聞かれるのが、「到着する」という意味で使われる場合。
私も日常生活でよく使います。
例えば歩きながら友達と電話をしているときなんかに、
ごめん、職場に着いちゃった。また後で連絡するね。
と言った感じで友人に伝える事ができます。
いろんな「Get to」の使い方の中でも一番使いやすいので、日常生活の会話で使ってみましょう。
「~するようになる」という意味で使う場合
「Start to」「~するようになる」という意味で使われる場合も良くあります。
例えば、友人同士の集まりで、カップルと話をしている時に、
2人はどうやって出会ったの?
We get to know each other through common friends.
共通の知り合いを通して知るようになったのよ。
なんて感じで使われたりします。
他にも
留学を通して実際のカナダの人達の生活が見えるようになった。
レストランの悪いサービスにだんだん腹が立ってきた。
といった感じで使うことができます。
「イライラする」という意味もある!
他の使い方とちょっと違うのが、この「イライラする」という意味で使われる場合。
多くの「Get to」が使われるフレーズでは、すぐ後ろに動詞が来るようになっているのですが、「イライラする」という時には、「Get to」の後ろに動詞ではなく「私」や「あなた」のように人が来るようになっています。
英語で「イライラする」と言いたいときには、「Annoying」(ウザい)や「Irritate」(イライラする)などの単語がありますが、「Get to」を使う場合は、「気に障る」とか「頭から離れない」といったニュアンスを含んだ「イライラ」となります。
使い方は、
はぁ、彼の態度って超イライラする!
なんて感じです。
もしこんな言葉を聞いたら、
落ち着こうよ。
とか、
気にしないほうがいいよ。
なんて感じで相手の怒りを鎮めてあげられたら、カッコいいかもしれませんね♪
まとめ
「Get to」の意味は・・
「機会がある」「許される」「到着する」「~するようになる」「イライラする」
この5つの使い方を覚えよう!
このように「Get to」には本当にたくさんの意味があって、文脈によって使われる意味も変わってくるので、慣れるまでは「今はどういう意味で使っているんだろう?」と思うこともあります。
ですが、使い慣れてくると、英語がとってもナチュラルに聞こえるようになりますし、硬い英語表現を避けることもできます。
「Get to」を使いこなして、英語力を伸ばしちゃいましょう!