こんにちは、ヤマシです。
今日は日本人がよく使うであろう言葉を紹介していきます。
ん?よく使う言葉って何って思いました?
それは主に「恐縮ですが…」「申し訳御座いませんが」といった、何かを言う前にすみませんがと一礼するときに使う言葉です。
その時に使うフレーズがこちら“ I’m afraid ” この言い方です。
ただこれを見た時に色々疑問が浮かんだかと思います。
ではその疑問について一緒に紹介していきますね。
目次
”I’m afraid”の意味
さて、“恐ろしい”という意味で覚えた方が多かったと思います。
それは間違いではありません。
そもそも【Afraidの意味=~を恐れる、~が怖い】です。
タイトルから少しだけずれてしまいますが、この際まずはafraidの意味をマスターしましょう。
前置詞と一緒に使う語もここに載せますね。
afraid of ~ = ~を恐れる(afraid of dogs:犬が怖い)
afraid about = ~の事を心配する(afraid about my son:息子の事を心配する)
このような意味合いがあります。
では改めてI’m afraidの意味ですが、主に“恐れ多いですが”、“残念ながら”と少し濁した言葉になります。
例文をいくつか載せていきますね。
例:
I’m afraid to ask but would you take that pen under your table?
(申し訳ないんだけどあなたの机の下のペンとってもらってもいいですか?)
I’m afraid I won’t be able to come.
(残念ながら、私は来ることができないだろう)
このように何か自分にとってマズイこと、もしくは言いづらい時なんかに使います。
I’m afraid の使い方
では今度は使い方について説明していきます。
意味の所で例文をいくつかださせてもらいましたが、主な使い方としては
“I’m afraid + S(主語) V(動詞)”
これがベースの形となります。ではなぜこのように使うのでしょうか?
下の文を見てみて下さい。
You failed to pass the exam so you must restart to study.
(あなたは試験に落ちたからもう1回勉強しなおさないといけない)
最初の文をストレートに言うのってなかなかキツイですよね。自分だったらこの事実をそのまま言われたら泣き崩れます(笑)
と、このような時にI’m afraidを使います。
I’m afraid you failed to pass the exam…
(”残念だけど”あなたは試験に落ちてしまった。。。)
こういう言われ方であれば人によって感情は様々ですが、まだ最初の文の方が気持ちが感じられますよね。
I’m afraidとI’m sorryの違い
今までの流れを話すと1つの疑問が生まれてきます。
それがI’m afraid と I’m sorryは一緒なのか?ということについてです。
まずはっきり言うと違います。日本語での意味合いは同じですが、使う場面が英語の場合違ってきます。
今まで教えてきたようにafraid という形容詞はもともと「恐れ」を表す一般的な言葉ですので、I’m afraid という表現には、これから自分が言うことに対して、自分に迷惑をかけるんじゃないか、失望させてしまうんじゃないかと思うような何かを恐れる気持ちが込められています。
そして、 I’m sorry の方は、もともと「悲しい」「気の毒だ」という思いが込められています。
“I’m afraid”も“I’m sorry”も日本語に訳してしまうと、それほど違いが分からなくなってしまいますが、そのニュアンスの違いを感じ取る必要があります。
何に対しても「すいません」と言いがちな日本人はどうしても、I’m sorry を使う傾向がありますが、外国人は逆になんで日本人はsorryを連呼するんだ!?と驚く方もいます。
I’m afraid は英語の会話でよく使われますので、今後は I’m afraid を使うことを意識してみてください。
I’m afraid(“残念ながら”)のその他の言い方
ほかにも残念ながら・・・といった言い方があります。
英語というのは1つの単語を覚えたら、似た意味を持つ単語も覚えたほうが元の単語も覚えやすいので、ここで紹介します。
unfortunately
発音はアンフォーチュネートリーです。
この単語はFortune(運)の副詞となる単語で“不運なことに”という意味になります。
Fortunateは皆さん聞いたことがあると思いますが、unがついているので運が悪いことにという意味に繋がっていきます。
この単語が一番I’m afraidを同じ意味を持つ言葉になります。
I’m sorry, but…
前回の単元でI’m sorry…のフレーズはI’m afraidとはっきりした違いがあると、伝えましたが、butを加える事によってよりI’m afraidと似た意味合いになっていきます。
これらの言い方もネイティブスピーカーがよく使うフレーズになりますのでどちらも覚えていきましょう。
まとめ
I’m afraid を使いこなせるようになるとより英会話の際に使う英語にぐんっと近づいていきます。ですからこのフレーズは絶対覚えていきましょう。まとめると
- I’m afraid は“残念ながら”の意味
- I’m afraid のあとは通常の英文
- I’m sorry とは使い方が多少違う
でしたね。
I’m afraid I taught this topic with difficult way in this time(恐れ多いですが、今回は難しく教えてしまった)と思いますが、是非使いこなしましょう。