風邪の症状は英語でなんて言えばいいの?
今日はなんとなく体調が良くない、風邪を引いてしまった……、そんな時に自分の状態を相手に正確に伝えることはとても大切です。
海外旅行などの際には慣れない環境で体調を崩してしまうこともあるでしょう。
今回はそんな時に使える英語の表現を紹介します。
また実際お薬をもらいたい、お薬を買いたいといった時に病院やドラッグストアで使えるフレーズもお伝えします。
目次
そもそも風邪を引いたって英語でどう言うの?
そもそもの「風邪を引いた」を英語で言うと、2通りあります。
・「I caught a cold.」
・「I have a cold.」
「caught」は「catch(捕まえる)」の過去形です。
こちらの文は、風邪にかかったこと自体を言う時に使います。
一方、「have(持つ)」は現在形で、風邪を引いている状態を表しています。
使い分け方としては、以下のようにします。
「I caught a cold from my friend.」
「I have had a cold since yesterday.」
「いつから」を言いたい場合はhave + haveの過去分詞hadを使って現在完了形にして表現します。
よくある風邪の症状①「I have」で伝えるもの
風邪の症状は、ほとんどが「I have 〜.」と「I have」に付け加える形で説明できるので、症状に対応する英語が分かれば伝えることができます。
文を考えるのが難しい場合は、もちろん症状の単語だけでも大丈夫です。
「a fever (a slight fever / high fever )」
「a headache」
「a stomachache」
「a running nose」
「a stuffy nose」
「a cough (a bad cough)」
「a sore throat」
「no appetite」
「diarrhea」
鼻水が止まらなくて、「鼻が壊れた」なんて言う人もいるかもしれません。
「壊れる」は直訳すると「break」という単語がありますが、これは症状を説明する状況において「骨が折れる」を意味します。
間違って「My nose broke(過去形)」なんて言ってしまうと、「鼻の骨が折れた」という意味になります。
これは私の実体験です。ティッシュを持っていたので言いたいことは伝わりましたが、ホストファミリーに大爆笑されてしまいました。
よくある風邪の症状①「I feel」で伝えるもの
「feel」は「感じる」という意味になるので、「have」とは伝えられる症状が少し違ってきます。
「feel」で伝えられる症状には、
「heavy」
「chilly」
「nauseous」
「dizzy」
などがあります。
「体調が悪い」なんて言う時も「I don’t feel very well」と言います。
「I feel bad」は何かをしてしまったことに対して「申し訳なく思っている」という意味になるので、気をつけましょう。
病院やドラッグストアで何て言えばいいの?使えるフレーズ集
風邪の症状を英語でどう言えばいいかは分かったけど、実際病院に行ったらなんて聞かれるの?
ドラッグストアで何て言えばいいの?こんな疑問に実際に例を上げながら説明していきます。
お医者さんから聞かれる例としては、
・「How are you feeling?」(調子はどんな感じですか?)
・「Do you have any pain?」(どこか痛いところはありますか?)
・「What are your symptoms?」(症状は何ですか?)
です。
こちらが薬をもらいたい時は、
Forの後には先ほどの症状の中から必要なものを選びます。
ちなみに処方箋は英語で「Prescription」です。
ドラッグストア(イギリス英語ではChemistかPharmacyと言います)では、スタッフの人に言えば伝わります。
友達が風邪を引いた!使える励ましフレーズ集
自分が風邪を引くこともあれば、友達が風邪を引くこともあるでしょう。
大変だね、大丈夫?そう伝えたい時の英語フレーズを紹介します。
・「Are you ok?」(大丈夫?)
・「How are you feeling?」(体調はどう?)
・「Hope you get well soon.」(すぐよくなるといいね。)
・「Let me know if there is anything I can do.」(できることがあれば言ってね。)
・「Take care.」(お大事に。)
ちなみにもし自分が言われて、体調が良くなった時は「I’m getting better.」(良くなってきたよ)と伝えてあげると相手も安心します。
英語では多少のことでも「大丈夫」ではなく、自分の体調が悪いのか良いのか、少しでも良くないと感じたら我慢せずに言うことが大切です。
そこから「病院に行く?」などと聞かれてから、初めて「I’m fine, I’ll take rests.」(休むから大丈夫だよ)と伝えるのが良いでしょう。
まとめ
今回は、風邪を引いた際に使える英語の表現をまとめました。
- 風邪を引いたら「I caught/have a cold.」
- 「I have」で伝える風邪の症状
- 「I feel」で伝える風邪の症状
- 病院や薬局へ行く時に覚えておきたいフレーズ
- 友達が風邪を引いた際に気遣うフレーズ
元気な時はあまり考えることはありませんが、体調が悪い時、自分の症状を英語でもきちんと伝えられることはとても重要です。
海外で具合が悪くなった場合には自分の症状を把握して、周りの人やお医者さんに遠慮なく伝えましょう。
病院などで言われる内容は、英語と日本語で大きく変わることはありません。
特に薬の飲み方など不安であれば確認する事項のメモ(相手が読めるよう英語も書いたもの)を持っていって、書いてもらうのが安心です。