英語を聞き取れなかった時に、そのまま分かったふりをしちゃうという方も多いのではないでしょうか。聞き返すのって、恥ずかしかったりしますよね?
私も、英語を勉強する前は、外国の方に話しかけられても、聞き返すのが嫌で、分かったふりをしたりしていました。
ですが、分からなかった時に聞き返すのは、悪いことではありません。むしろ、しっかりと聞き直して、話を理解することの方が大切。
今回は、英語で聞き返す時に使える5つの表現をご紹介していきます。
目次
一番使いやすい「I’m sorry?」で聞き返そう
私が海外生活の中で、分からなかった時に一番多く使用するのが、この「I’m sorry?」というフレーズ。
直訳すると、「すみません。」ですが、後ろの語尾を上げて、疑問文にする事で、「すみません、もう一度言ってもらえますか?」というニュアンスになります。
使い方としては、
「Can you pass me the salt?」
お塩取ってくれる?
「I’m sorry?」
ごめん、もう一度言ってくれる?
「That salt. Can you pass that to me? 」
そのお塩。取ってくれる?
というようになります。
誰に使っても失礼な表現ではありませんし、難しい発音もないので、聞き取れなかった時は、「I’m sorry?」で聞き返してみましょう。
より丁寧な表現にするなら「Pardon? / Pardon me? 」
この「Pardon?」というフレーズは、主にイギリスやオーストラリアでよく使われていて、アメリカやカナダではあまり聞くことはありませんが、覚えておくと良い表現。
直訳すると、「申し訳ありません。」という意味になりますが、語尾を上げることで、「申し訳ありませんが、もう一度言ってもらえますか?」という表現になります。
例文としては、
「Could you tell me which bus I should take to go to the shopping mall?」
ショッピングモールに行くバスはどれか教えてもらえますか?
「You can take number 19.」
19番のバスだよ。
「Pardon me?」
申し訳ありませんが、もう一度お願いします。
「Number 19. One nine. 」
19番だよ。1、9。
となります。
とても丁寧な表現になるので、目上の人から、友達など誰にでも使うことができます。
私もオーストラリア留学中はよくこのフレーズを耳にしていました。自分でも、お年寄りと話す時などは特に気を付けて、できるだけ「Pardon?」を使うようにしていました。
また、もっとより丁寧にしたい場合は、「I beg your pardon?」(なんとおっしゃいましたか?)と言うこともできます。話す相手によって使い分けたいですね。
ネイティブっぽく言ってみよう「Can you say that again?」
この「Can you say that again?」というフレーズが使えれば、よりネイティブっぽくなります。
文章の通り、「もう一度言ってもらえますか?」という意味。
例文としては、
「Would you like some drink?」
お飲み物はいかがですか?
「Sorry, Can you say that again?」
ごめんなさい、もう一度言ってもらえますか?
となります。
レストランなどで、聞き取れなかった時などに使ってみましょう。
他にも、「can you repeat that again?」(もう一度繰り返してもらえますか) や、「what did you say? 」(今なんて言ったの?)と聞くこともできます。
自分が言いやすい表現を使ってみましょう。
ちょっとカジュアルに言いたいときは、「What’s that?」
「え、なに?」という感じで少しカジュアルに聞き返す時は、「What’s that?」が便利。
使い方としては、
「Hey, let’s go to the park.」
ねえねえ、公園にでも行こうよ。
「What’s that?」
え、何だって?
という感じで使えます。
あまり目上の人に対して使うと、失礼になってしまうかもしれませんが、友達や、レストランの店員さんが言っていることが聞き取れなかった時などに、使えるフレーズです。
この表現を知っておけば、グーンとネイティブっぽくなりますよ。
一部分だけを聞き返してみよう
ネイティブの人が良く使うのが、この文章全体を聞き返すのではなくて、文の中の聞こえなかった部分だけ聞き返す方法。
例えば、
「Let’s meet at Tom’s house at 10.」
トムの家で10時に待ち合わせにしよう。
「Sorry meet at where?」
ごめん、どこで会うって?
というように、文章全体を聞き返すのではなく、この場合は「どこか」だけが聞き取れなかったので「Where」で、会う場所をだけをもう一度聞き返すことができます。
他にも、
「I had a hamburger at the restaurant.」
レストランでハンバーガー食べたんだ。
「You ate what?」
え、何を食べたって?
とか、
「I’m leaving at 5.」
5時に出かけるね。
「You are leaving when?」
何時に出かけるって?
というように、いろんな文に応用ができます。
話の一部分が分からなかった時は、この表現を使ってみましょう。
まとめ
- 一番使いやすい「I’m sorry?」で聞き返してみよう
- より丁寧な表現にするなら「Pardon? / Pardon me? 」
- ネイティブっぽく言ってみよう「Can you say that again?」
- ちょっとカジュアルに言いたいときは、「What’s that?」
- 一部分だけを聞き返す方法を知ろう
英語で聞き返す表現って、結構いろいろありますね。自分が言いやすいものから挑戦して、慣れてきたら他のフレーズも試してみましょう。
また、何回か聞き返しても分からないときは、素直に分かりませんと言う勇気も必要。分からないことを伝えれば、相手もゆっくり話してくれたり、他の単語を使ってくれたりする場合もあります。
勇気を出して、英語で話していきましょう!