期待以上って英語でどんな風にいうのでしょうか?
more than my expectation?
それとも
upper than my expectation?
どちらも何となく通じそうですが実はどちらも違います。
今回は「期待以上」という言い方と「期待以下」という言い方について学習していきましょう。
使える表現なので覚えておいて損はないと思いますよ!
「期待以上」の言い方
「期待以上」は英語でmore than expectedと言います。
「期待以上だった」はit was more than expectedと言いますね。
主語を入れるときはit was more than he expectedと言います。
ではさっそく使い方を見ていきましょう。
(例)
(この日本食はわたしの期待以上だった)
(あなたのサポートは私の期待以上にありがたかった)
(テストは私の想像以上に難しかった)
さて、ここで解説しておきたい2つのポイントがあります。
1つ目は時制。どれもthan I expectedではなくthan I had expectedと「had」が入っていますよね。
1文目は「期待した」のは「日本食をおいしいと感じた」よりも前のこと。2文目も「期待した」のは「サポートを受けた」よりも前のことです。同じく「想像した」のは「テストを受けた」よりも前のことですね。
もうひとつのポイントは最後の例文です。
Expect=期待すると覚えていた人は「ん?」と思ったかもしれません。
実はexpectはその頭にある考えが良いことならば「期待する」になりますし、悪いことならば「想像する」になります。
もともとexpectの語源はラテン語の「見守る」です。
良い結果にしろ悪い結果にしろそれをじっと「見守る」というニュアンスなのですね。
ちなみにshe’s expectingは「彼女は期待している」ではなく「彼女は妊娠している」という意味です。
またこの「妊娠する」という意味のexpectは夫婦を主語にしてwe’re expecting a girl.(生まれてくる子は女の子なんだ)という使い方もよくされていますね。
「期待以下」の言い方
「期待以下」は分かりやすくいうと「がっかりした、期待はずれ」ということです。
英語ではdisappointmentやlet me down, nonevent not what I expected、not beyond my expectationなどいろいろな言い方ができます。
(例)
(それはすこし期待はずれだった)
(あの映画は本当につまらなかった、がっかりだよ)
(昨日の朝はマジで期待はずれだった)
(このイベントは期待はずれだ)
(授業が期待はずれだったので私はそのピアノ教室を辞めた)
おまけ:期待通りは・・
今回は「期待以上」「期待以下」に関する英語表現をご紹介していきました。
ではみなみに「期待通り」はどのようにいうのでしょうか?
期待通りはlive up toを使って表現することができます。
例えば
(両親の期待通りに一生懸命勉強しました)
のように使うことができます。
またこの言い方は「期待などに応える」という意味ですので
(いつも自分の信条に応えるようにしています)
などという表現もできますね。
「期待以上」「期待以下」「期待通り」、この3つはまとめて覚えてしまうととても楽なので、ぜひこの機会に覚えてみてくださいね!