「帰宅する」を英語でいうと?シチュエーションに合わせた言い方

日本語では一言で言える言葉も、英語ではシチュエーションによって違う単語が使われたりする場合もあります。

「帰宅する」という表現も、日本語では一言で表せますが、英語ではいくつか言い方があるんです。

そこで今回は、場面によって使い分けられる「帰宅する」という言葉についてご紹介していきます!



いろんな「帰宅する」というフレーズ

「帰宅する」と英語で言う際には、話している人がどこにいるのか、移動先がどこなのかなどによって使われるフレーズが変わってきます。

「Go home」を使ったフレーズ

「家に帰る」「家に行く」といったニュアンスのあるフレーズが、「Go home」というフレーズ。

例えば、仕事が終わり、家にいる家族に電話する場合、

I just finished my work. I’m going home now.

仕事終わったから、今から帰るよ~。

なんて電話をしたり。

友達と遊んでいて、そろそろ家に帰りたいなと思った時には、

It’s getting late. Shall we go home?

もう遅いし、そろそろ帰らない?

なんて聞いたりします。

外出先から家に帰る、家に行くと言いたい時にはこの表現が使えます。

「Get home」を使ったフレーズ

「Get home」というフレーズもよく使われる表現のひとつ。

「家に到着する」といった意味のあるフレーズです。

例えば、

I’ll wash my cloth when I get home.

家に帰ったら(到着したら)、洗濯をします。

とか。

恋人とのメールのやり取りの中で、

Can we talk now?

今話せる?

Sorry I’m driving now but, I’ll text you when I get home.

ごめん、今運転中なんだ。家に帰ったら(到着したら)、メールするよ。

なんて感じで使われます。

家に着いた時には、

I just got home.

今帰ったよ。

何ていう使い方もできます。

この場合は、話している相手が家とは別の場所にいるときに使われます。

「Come home」を使ったフレーズ

「Come home」は、家にいる人が話している相手に「家に戻ってくる」ことについて話す時に使われる表現です。

例えば、

Can we watch movie when you come home?

あなたが家に帰ってきたら(家に戻ったら)映画でも見ない?

なんて感じで使われたり。

家にいるお母さんから、

When are you coming home?

何時に家に帰ってくるの?

なんて聞かれる時にも、「Come home」が使われます。

「これから帰るよ。」と英語で言うには?

職場や学校から帰る時に、家族に「今から帰るよ。」と連絡することってありますよね。

英語では、

I’m going home now.

今から帰るよ。

という言い方もできますが、他にも、

I’ll be home soon.

もうすぐ家に帰るよ。(家に戻るよ)

とか、

I’m heading home now.

今家に向かってるところ。

なんていう表現もあります。

「Will be~」という表現は「~に到着する」といった意味で使われるフレーズで、

I’ll be there soon.

もうすぐ着くよ。

とか、

I’ll be with you soon.

(君がいるところに)もうすぐ到着するよ。

なんて感じでも使われます。

「Heading~」という表現も、ネイティブの人が良く使う表現で、「~に向かう」と言いたいときによく使われます。

例えば、

Where are you?

今どこにいるの?

と聞かれたら、

I’m heading home.

家に向かってるところ。

とか、

I’m heading to the University to meet my professor.

教授に会いに大学に向かってるところ。

なんて感じで使ったりします。

「~に行く」という「Going to~」という表現も使えますが、「Head to~」を使った方がよりネイティブっぽくなりますよ。

英語での「ただいま」と「お帰り」

日本では帰宅したら、「ただいま~。」と言って家に入りますよね。

英語の授業では、英語で「ただいま」と「お帰り」は、

I’m home.

ただいま。

Welcome back.

お帰り。

なんて感じで習いましたよね。

ですが、実際にはこのような表現はあまり使われません(笑)

リアルな会話の中では、

I’m back.

戻ったよ~。

とか、家に入ってくるときに、

Hi.やHey.とだけ言って、

How’s your day?

どんな一日だった?

なんて感じの会話をする場合が多いです。

日本の「ただいま」「お帰り」という習慣に慣れてしまっていると、ちょっと物足りない感じがするかもしれませんね。(笑)

まとめ

「帰宅する」というフレーズは、場面によって使い分けられます。

ネイティブの人は無意識に使い分けていますが、英語学習者の私たちには、英語を話す際にどのフレーズを使うのが正しいのか分からないこともあります。

ですが、英語は使っているうちに慣れてきます。

私も最初の頃はどのフレーズを使ったらよいのか、どの場面でどの単語を使ったらいいのか分からなかったり、ネイティブの人に「その言い方は間違ってるよ。」なんて言われたこともありました。。

ですが、日々できるだけ英語を話す機会を作ったり、他の人が英語を話しているのを聞くことで、正しい英語の使い方を身に着けることができますよ!