「もったいない」を英語で何という?状況に合わせて使える3つの表現

日本語のちょっとしたニュアンスを英語で表現するのって難しかったりしますよね。

「もったいない」という言葉も、まさにそのひとつ!

「もったいない」という言葉には、モノを無駄にしないといった意味だけでなく、モノを大切にしないのは無礼とか、その物の価値を十分に生かしきれないのは悲しい事といった感情も入った言葉です。

そんな言葉を英語で全く同じように表現するのは難しいのですが、「もったいない」といった意味で使える言葉やフレーズもあるんです。

そこで今回は、英語で「もったいない」を表現したいときに使えるフレーズをご紹介していきます!



「Waste」で表す「もったいない」

「もったいない」と言う時には「何かを無駄にしている」という意味で使う事が多いですよね。

その「無駄」を英語で表すには、「Waste」という言葉がつかえます。

例えば、時間を無駄にしている人に対して

Why are you taking so long for make up? You are wasting time!

なんでそんなにメイクに時間かけてるの?時間がもったいないじゃん。

Sorry, give me 5 more minutes.

ごめん。あと5分だけちょうだい。

何て言ったり、ビュッフェレストランで、

I hate to see that people just pick up food and don’t eat it.

料理を取っておいて食べない人ってホントに最悪だよね。

I agree. What a waste!

同感。マジもったいないよ。

なんて感じで使ったりします。

「Wasting~」で「~を無駄にしている」「~がもったいない」といった意味になりますし、「What a waste! 」というフレーズを使えば「なんてもったいないの!」という強い気持ちを表すことができますよ。

また、日本語の「もったいない」にあるような、モノを無駄にして感謝をしていないといった感じを伝えるのなら、

Are you throwing the food again? What a waste!

また食べ物を捨ててるの?もったいない!

You shouldn’t waste your food! We should appreciate what we have.

食べ物を粗末にしちゃだめだよ。持っているモノに感謝しなきゃ。

なんて感じで、「~に感謝する」といった意味の「Appreciate」を付け加えることで、より日本らしい「もったいない」のニュアンスも表現することができますよ。

「Too good」を使った表現

「もったいない」という言葉には、何かを無駄にしてもったいないという意味以外にも、「~には良すぎる」といった意味で、「~にはもったいない」とか「~にするにはもったいない」なんて意味で使う事もありますよね。

そんなニュアンスを表現するには「Too good」を使いましょう。

例えば、

I think your dress is too good for work.

その洋服仕事用にするにはもったいないんじゃない?

Do you think so? But I couldn’t find any other cloth this morning.

そう思う?でも今朝これ以外洋服が見当たらなかったのよ。

とか、

He is too good to be an assistant chef.

彼はシェフのアシスタントにするにはもったいないな。

Why do you say that?

なんでそう思うんですか?

He was the chef of the 5 starred restaurant.

彼は5つ星レストランのシェフだったんだよ。

といった感じになります。

「Too good」というシンプルなフレーズで「良すぎる」「もったいない」といった意味を表現できますよ。

日本語がそのまま「Mottainai」として使われている??

実は、英語には日本語がそのまま英語として使われていることも結構あります。

例えば、枝豆は「Edamame」、みそ汁は「Miso Soup」なんて感じで、日本独自のものや言葉がそのまま通じることも多いです。

最近では、味覚のひとつでもある「うまみ」という言葉を使った「Umami Burger」なんていうハンバーガー屋さんも人気ですよね。

「もったいない」という言葉も、ノーベル平和賞を受賞したケニアの環境活動家の方が「Mottainai」という言葉を広めたことがあり、資源を無駄にしないこと、自然に敬意を払う事といった意味で、「Mottainai」として環境活動家の間では使われています。

一般に人の間にはあまり浸透はしていませんが、エコに興味がある人なんかには「Mottainai」という日本語が通じちゃいますよ。