旅行のチケットを買う時、コンサートの参加人数を聞かれた時、person?people?と迷ったことはありませんか?
日本語ではどちらも、~人 なので紛らわしいのです。私も未だに間違いそうになります。
How many persons? だっけ?
How many peoples? あ、 Peopleは複数にしちゃだめだっけ?と混乱しますよね。
学校では教えてくれないけど、ネイティブの感覚を理解することで、悩みは解決しますよ!
Personは一個人♪単数
とイメージしましょう!そして一人です。
〇She is a kind person
×She is a kind people
さて、人数を聞きたい時は複数のSを付けてPersonsとなります。
ということで、How many persons?となりますね。簡単です!
しかし、これはちょっと古臭かったり、論文などで使われたり、とあまり日常会話で使われることは少ない感じです。
では、人がたくさんいるときはどうすればいいの?
素晴らしい疑問です!そんな時に使われるのがPeopleなのです!
Peopleは群衆♪そのままで複数
をイメージしてください。
上の写真のようなイメージなので、そのままで複数!ですからsを付けたらしつこすぎ!ということで、sは付けなくて大丈夫なのです♪
How many people(=persons) were there?
Almost 300!
ですね!
集団がいくつもある!集団の複数=peoples
ということで、people=personsですから、複数がない、のかと思いきや、実際には複数の形が存在します!オーマイゴッド!混乱するではないですか!!!
いえいえ、基本を知っていれば大丈夫です。
People=”群衆”でしたから、複数のsをつけるのは、「群衆の群衆」の場合です!
さて、いきなりですがクイズです。それは、いったいどんな状態でしょうか?上の絵を参考に頭の体操、5秒考えてみてください。
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どうでしょう?
何かイメージが浮かんできましたか?素晴らしいです!
群衆でひとくくりになっているもの・・・国民、選挙支援者、サッカー応援団などなどですね。民族、ということもありますね。
実際の使い方を見てみると、
The people of Asia gathered to seek for the peace of the world.
世界平和を求めてアジアの人々が集まった
The peoples of Asia gathered to seek for the peace of the world.
世界平和を求めて複数のアジア民族が集まった
となります。
Person Peopleが合体?!
Person=1 People>2
のイメージが大分わかってきたのではないでしょうか?
さて、ここでとても面白い表現をご紹介です♪
He is such a people person
彼は一人の複数の人間?????
実は、複数の人とうまく付き合える個人、という意味なんですよ~
面白いですね♪
まとめ
- personは一人のイメージ
- peopleは群衆のイメージ
- personの複数=people
- 群衆を数える時はPeopleが複数になる
- People personとは人付き合いが上手な人、という意味
ぜひ今回ご紹介した「人数」の英語を使いこなしてくださいね~。