「sort」という単語を聞いたことがありますか?
聞いたことがあり意味もなんとなく分かるけど、英会話で自分の口から出てくることはないな・・・という方も多いかもしれません。
今回は「sort」のよく使われる5種類の意味を徹底解説し、その使い方を掘り下げていきたいと思います。
「sort」の使い方はかなり幅広いですので、一つ一つゆっくり確認していきましょう!
目次
sortの意味①「種類」
「sort」には種類という意味があります。
「A of this sort」で「この種のA」という意味になります。
例えば
(この種のパソコンはセットアップが難しい)
(この種の問題は私を悲しくさせる)
などというふうに使うことができます。
また「sort」は「kind」と同じ意味で使うこともでき、
(どんな種類の飲み物が好きですか?)
(あなたがどんな人なのか説明してもらえますか?)
こんなふうにも使えます。
sortの意味②「整理する、分類する」
「sort」の動詞には整理する、分類するという意味があります。
(これらの紙を黒と白に分類しましょう)
(これをちょっと整理してから外にご飯食べにいきます)
(メールの整理が終わりました)
sortの意味③「準備する、手配する」
こちらは少しスラング的な表現になりますが、イギリス英語では「sort」を「ready」や「arrange」と同じ意味で使うことがあります。
(朝ごはんできてるぞ。起きなさい!)
(ミーティングの準備はもうできてるの?)
(旅行の手配をしちゃおうか)
これらはイギリス英語なのでアメリカのテレビ番組などではあまり見かけないかもしれませんが、イギリスやニュージーランドではよく使われる表現です。
sortの意味④「問題を解決する」
「sort」は「sort out」になると「figure out」(問題を解決する)という意味で使われます。
では使い方を見てみましょう。
(この問題をどうやって解決したら良いのかわからない)
(洗濯物どうにかしてくれる?)
(パソコンの問題はどう?)
It’s all sorted.
(もう解決したよ)
sortの意味⑤「気分がすぐれない、機嫌が悪い」
少しマイナーな使い方になりますが「sort」は「out of sorts」と使うときには調子が出ない、気分がすぐれないという意味もあります。
(お昼ご飯を食べてから何だか調子が悪い)
(彼女は寝坊するといつも機嫌が悪い)
(よく眠れなかったので彼は調子が出なかった)
まとめ
今回は「sort」のよく使われる5つの意味についてご紹介していきました。
「sort」の意味が前よりもお分かり頂けたでしょうか?
また、「sort」は「kind」と同じ意味で使うことができると少し書きました。
つまりkind of(まあね)はsort of(まあね)に置き換えることができるということですね。
いつもkind ofを使っているという人はたまにはsort ofを使ってみるのも良いかもしれません。
使い慣れていない単語を英会話で使うのはなかなか難しいですが、英会話をするときにわざと自分が使い慣れていない単語をたくさん使うようにすると、上達につながっていきますよ。
ぜひ試してみてくださいね。