「大変だった」と言う時、たいていはネガティブな意味合いになりますよね。
疲れたとか、困ったとか……。
英語で言うには、どう言うのが自然なのでしょうか?
まずは辞書で「大変」を引いてみましょう。
すると、「serious」「terrible」「awful」と最初に出てきました。
ではこれを使って、「昨日は大変だった。」という文を作ってみます。
・I had such a serious day yesterday.
・It was terrible yesterday.
・Yesterday was so awful.
なんか、度を越して「大変だった」ニュアンスですね。
あまりに酷い日だった、という感じで、大袈裟過ぎちゃいます。
もう少し気軽な「大変だった」を見ていきましょう!
とりあえず覚えておきたいのはこれ
ビートルズの有名な曲で、「A hard day’s night」というのがあります。
直訳したら「大変だった日の夜」です。
歌詞も、大変だった日の夜に疲れて家に帰って、でも愛しい人が優しくしてくれたら大丈夫…というような感じです。
「hard」は固い、という意味だけでなく「困難」とか「難しい」「大変」というように使われるのですね。ぜひ覚えておきましょう。
例文を挙げると、
「hard」の他には「rough」も近いニュアンスで大変だった感を出すことができます。
日本でラフっていうと、カジュアルな、やくだけた感じとかそういった意味で使われていますね。
実際は「荒れた」とか「(表面が)ザラザラした」とかいう意味です。
この「rough」を使って例文を見てみましょう。
などですね。
もちろんこの例文の「rough」は「hard」に置き換えても全然同じニュアンスです。
もっとある「大変だった」フレーズ
ではもうちょっと他のフレーズも見ていきましょう。
漠然と「昨日は大変だった」というのではなく、具体的に何かが大変だったとか、苦労したなどはどう言うでしょうか。
「trouble」は問題とか困難という意味ですね。
「I have trouble 〜ing」で、「〜するのに苦労する」となります。苦労する=大変となりますね。
それから「struggle」。もがくという意味です。これを使って「大変だった」を表現する例文を挙げてみます。
直訳すると「私は日本語を学ぶのにもがいている」となります。
まあ、日本語を学ぶのって大変、という事です。こんなフレーズでも「大変だった」を言い表す事ができるのですね。
また他には「challenging」も近いニュアンスで使えるかもしれません。
「challenge」は挑戦ですね。
「challenging」は挑戦的なとか、やりがいのある、という意味になります。
となります。
ちなみに「challenging question」は「難題」です。
もうちょっとある!「大変だった」
もうちょっとあるんです、「大変だった」の英語は。
・It wasn’t easy (簡単じゃなかった)
・It was difficult(難しかった)
・It was tough (難しかった)
これらは全部「大変だった」というニュアンスで使うことができます。
まとめ
「大変だった」を表す英語、結構ありましたね。
とりあえず「hard」を覚えておけば大丈夫ですが、他にも知っておくと使える場面も増えるかもしれません。
- hard
- rough
- trouble
- struggle
- challenging
でした。
どんな場面で、どの表現を使うか。これは本当に考えるよりも、とにかく実践で覚えていくしかありません。
どれも間違った表現はありませんからどれでもいいのですが、なんとなく会話に合った表現ってありますよね。
ネイティブに近いくらいに使いこなせるよう、ひたすらお喋りを続けましょう。