「もうすぐ到着します」「さあ到着しましたよ」と英語で言うにはどんな風に表現したら良いのでしょうか?
「到着」って英語で言えそうで意外と言えないですよね。
そこで今回は「到着」の英語表現についてご紹介していきたいと思います。
「到着」と言う表現と一緒に豆知識も学習できるようにまとめましたので、ぜひ一緒に覚えてみてください。
目次
「到着する」動詞 arrive
「到着する」の最も基本的な動詞は「arrive」です。
「arrive」の語源は「岸に着く」と言う意味のフランス語で、そこから「成功する、有名になる」と言う意味も生まれました。
また「arrive」は「到着する」という意味の他に「到達する」「到来する」という意味としても使われます。自動詞ですので目的語は必要ありません。
それではさっそく使い方を見ていきましょう。
(どこにいるの?)
Oh, I’ve just arrived at the restaurant.
(今ちょうどレストランに着いたところだよ)
(良い機会が到来するのを待たなければいけない)
(俺もちょっとビール飲みたい)
When you arrive at manhood.
(成人になったらな)
※sip 〜をちびちびすする、なめる
「到着する」動詞 get
あまり知られていませんが自動詞の「get」にも「到着する」という意味があります。
(もうすぐ学校に到着します)
また「到着する」という意味の「arrive」と「get」の違いですが、「get」の方が口語的でカジュアルな印象です。
「arrive」は電車などの公共機関のアナウンスなどフォーマルな場で使われます。
ちなみにですが「もうすぐ電車が到着します」は「a train is arriving soon」と訳してももちろん良いのですが、「train approaching」(電車が接近中)という風にした方が英語っぽいですね。「approach」には「接近する」という意味がありますね。
「到着する」動詞 reach
他動詞の「reach」には「到着する」という意味があります。
またニュースや噂などが耳に「到達する」という意味でも使うことができます。
(あした東京に到着する予定だ)
(彼女が試験に合格したというニュースが彼女の耳に飛び込んできた)
「到着する」イディオム come into
「電車などが到着する」という場合「come into」という表現を使うことができます。
また「come into」には「食べ物が旬になる」という意味や「お金が入る」という意味でも使われます。
かなり色々な意味を持つイディオムですので時間があったら辞書で確認してみると良いですね。
(3番線に山手線が参ります)
(桃が食べ頃の季節だ)
(今月お金たくさん入るから、おごるよ)
「arrive in」「arrive at」「arrive on」「arrive for」の違い
最後に「arrive」の後ろにつく前置詞を整理しましょう。
「arrive in」の後ろには「国」「月、年、季節」「朝、昼、晩」がつきます。
(夏に到着した)
「arrive at」の後ろには具体的な場所がきます。
(もうすぐ劇場につきます)
「arrive on」の後ろには曜日がきます。
(月曜までに荷物が届かなければいけない)
「arrive for」の後ろには目的がきます。
(時間通りに仕事に到着した)
まとめ
今回は「到着」という英語表現についてご紹介しました。
「arrive」という基本的な単語の他にも色々な表現がありましたね。
それぞれの単語が自動詞なのか他動詞なのかももう一度確認しておくと良いでしょう。
それでは今回はこの辺で!See you next time!