大人の中学英語やり直し講座⑳『関係代名詞』は3つのポイントで怖くない!

こんにちは。ヤマシです。

今回は関係代名詞についてお話します。

関係代名詞は中学で学んだ時、つまずく人多かったのではないでしょうか?

自分もこれは中学で意味が分からないといって投げ捨てました。

  • Who, Whichがなんで文の真ん中に入らないといけないの??
  • 先行詞って何?

これの理由が分からず、すぐに教科書をしまって寝ていた日々を思い出します。

まずは難しく考えずにゆっくり理解していきましょう!



関係代名詞を教える前に

関係代名詞とは2つある文の中にある共通の名詞がある場合、繋げることで1つの文にしてしまう事です。そうすることでその単語の詳細を付け加えることができます。

日本語の文章でまずお伝えすると

“私は傘を買いにいきます。その傘は昨日テレビで宣伝されていた。”

この二つの文で共通している単語は“傘”ですよね。

つまりこれを繋げる事で“私は昨日テレビで宣伝されていた傘を買いに行きます”と一文に出来る。

まずはこの感覚を忘れないでください。

そして本題に入る前に以下の2点は把握しておきましょう。

学ぶ際の重要な事

ここで重要なのが、関係代名詞をマスターするためには日本語で考えてはいけません。例を踏まえて理由を伝えますと・・・

昨日私が買った財布を弟が売った。
→My brother sold the wallet which I bought yesterday.

日本語を見てみると“財布について”の詳細が最初に出てきますが、英語で書くと“弟が売った”が文の頭となります。(勿論財布を頭に説明することは出来ますが、それは更に複雑です。)

つまりここから先私が説明することに対して日本語で考えないようにしましょう!

私はそもそも“関係代名詞”ってこの名前自体覚えなくていいと思いますがね・・・

本題に入る前に把握しておくべき事

関係代名詞を使う際に必要なフレーズは以下の接続英語です。

Who , Whom . Which , that

Who、Whomは対象の名詞が人であること、Whichは物、Thatはどちらでも使えます。

その他にも関係代名詞とするための接続英語はありますが、中学英語ではこれらを把握していれば大丈夫です。

ではお待たせしました。本題へと入っていきましょう!

主格の関係代名詞

主格とは何?ということは深く考える必要ありません。

このケースは2つの文を1つにする時、省略する方の文の名詞が主語になっている場合の事をさします。つまり主語をとってwho or which です。英文で例を挙げます。

例: I know that girl. She is studying English here

 (私はあの少女を知ってる。彼女はここで英語を勉強している。)

この2文で共通しているのは少女と彼女。つまり“that girl” と “She” ですね。

That girl はどんな人かを説明したいときに2文目では彼女“は”~です話している。つまりこれが主格となります。

対象の名詞は人ですから“who”をここに入れて繋げます。

では一文に直しますと

I know that girl who is studying English here.

となります。このwhoはshe を置き換えた形になります。Whoを入れる事によって1文に省略している事になっています。

もう一つ例をあげましょうか。

She bought some apples which are made in Aomori.

 (彼女は青森県で作られているりんごをいくつか買った)

これはいくつかのりんごが共通の物の名詞ですね。つまりここでは“which” を使います。

目的格の関係代名詞

この目的格の日本語も覚える必要はありません。

ようするに文を1文に省略する際省略する2文目の単語が主語の部分ではなく目的の単語の時にこのパターンになります。

Which などの後にS(主語)+V(動詞)のパターンです。

英語で考えてみましょう。

例: she is giving me the blue pen . I wanted the blue pen.

日本語で説明すると彼女が渡す青ペンは私が欲しかった物だったということですね。

これを一文にする際まず共通の名詞は”pen”ですよね。しかしペンは“I wanted”の目的です。だから“which”の後には主語と動詞が入るわけです。

では共通の名詞が人の時の場合の例文を以下の所に載せますね。

That man whom(who) I have seen in Tokyo was very famous.

(私がかつて東京で見たあの男はとても有名だった。)

この場合は“私はあの男をかつて東京で見た”と“あの男はとても有名だった”が1つになってますね。

あの男は共通の名詞ですが、あの男についての詳細を伝えたいときに“私が見た男”と目的語になるわけです。

またここではwhomを使っています。Whomは目的格の時に使う接続英語ですが、実際の現地でwhoを使う場合が多いです。しかし両方知っておくと、どんな場面でも対応できますので、覚えておくといいでしょう。

Thatの関係代名詞

この“that”の使い方ですが、今回の場合は簡単です。一般的に“両方”の場合で使えます!

2つ例文を載せますね

例:

①I love him who(that) is really popular in my classroom (クラス内で本当に人気な彼を愛している)

②The pen which(that) you needed was bought by Tom(あなたが必要だったペンはトムに買われた)

このように①、②どちらの際でもこの”that”は使えます。もしどの接続英語を置くか困ったときは“that”を置きましょう。それでも英語は成立できます。

まとめ

この関係代名詞が使えるようになると英作文を作る際、長い文章を作ることが出来ます。

簡単にまとめると・・・

  • 日本語で考えない!英語で考える!
  • 主格、目的格という名前では覚えずパズルを合わせるような感覚で覚える!
  • 人の場合は”who”、物の場合は”which”、両方は”that”

特にこれは日本語だと絶対皆さん使いますので、これを英語でマスターしているとより会話が弾みますよ!!

是非この単元の基礎はマスターしていきましょう!