会話の中で何か信じられないことを聞いた時、「嘘でしょ?」「マジで?」なんていう表現は日本人同士でもよく使いますよね。
この「嘘でしょ?」という表現、英語に直訳すると”You are lying, aren’t you?”なんて感じになると思いますが、ネイティブ達は実際の会話の中で、これとは違った色々な表現を使っています。
アメリカでの生活10年目になる私が、日常英会話の中でよく出会う「嘘でしょ?」という表現方法とその使い方を紹介してみたいと思います。
Really?
日本人にも馴染みがあって、日常英会話の中でも頻繁に聞く表現といえば、”Really?”だと思います。
「本当なの?」という意味ですが、実際の会話の中では、相手が言っていることが本当に信じられないというよりは、驚きの気持ちを使えるための合いの手程感覚で使っているように感じます。
アメリカに来た当初は他の表現を知らなかったので、ヘビーローテで使っていました。
あまりに使いこんだおかげで、私の”really?”を聞いたネイティブから、「ネイティブかと思った」と言われるくらい、発音がよくなりました。笑
それくらい重宝する表現です。
他にも”seriously?”「本気なの?」という似た表現もあります。
Kidding me?
”Are you kidding me?” “You must be kidding!” も”Really?”とならんで、日常会話の中で本当によく耳にする表現です。
直訳すると「からかってるんでしょう?」ですが、日本人が「嘘でしょ?」「マジで?」という表現を使う時の感覚に1番近いんじゃないかなと思います。
例えば、
”Thank you. It was just $20.(たったの20ドルだったの)”
”Are you kidding me?(嘘でしょ?)”
というような感じで使います。
この表現は使いやすくて、独り言をいう時なんかもよく使ってしまいます。
駐車場で自分が停めようと思っていたスポットに、他の車がサッと出てきて停められちゃった時にも、”Are you kidding me!?”です。
No way!
「ありえないー!!」という気持ちを表現する時に使います。
”Really?”や”Kidding me?”よりも、さらに「信じられない」という意味あいが強いのがこの表現だと思います。
昨日も近所のママ友との会話に、この” No Way!!”が出てきたばっかり。
寒波で4日間学校が休みになっていたのですが、気温も上がってきてさすがにもう再会するだろうと思っていたのに、「明日も休みになるらしいよ」と聞かされ、”No Way—!!”でした。
Get out of here!
直訳すると、「こっから出ていけ」という意味ですが、「こっから出ていけ」「お前とはもう話の続きをしたくない」って言いたくなるくらい、あり得ないことを聞かされたというニュアンスです。
漫才のしめに「もうやめさせてもらうわ!」というフレーズがでてきますが、「もうやってらんない!」といった感じが似ているなぁと個人的には思います。
旦那さんの愚痴をいう友人に、「でもあなたの旦那さんてジェイソン・ステイサムに似ててかっこいいよね!」ってフォローをしたら、”What?? Get out!!”って言われてしまいました。
それでも悪い気はしていなかった様子ですが。笑
”Get out of here!”と全文を言わなくっても”Get out!”でも同じ意味です。
まとめ
他にも類似の表現はありますが、ネイティブとの会話の中で特によく耳にする表現を紹介しました。
- Really?
- Kidding me?
- No way!
- Get our of here!
状況や自分の驚き具合によって使うフレーズが変わってくると思いますが、今回紹介したフレーズはどれも日常会話の中で本当によく出てくるものばかりなので、ぜひ自分のものにして使いこなしてみてください。