「Wise」は単語単体でも使われますが、他の単語(名詞)の後ろに付けて使われるって知っていますか?
私も海外で生活するようになって、「なんでみんな~Wiseって言うんだろう?」と不思議に思っていたのですが、使い方を知ってしまえば、ネイティブっぽく話すことができちゃいますよ。
今回は、とっても便利な「Wise」の使い方についてご紹介していきます。
「Wise」ってどういう意味?
「Wise」(ワイズ)という単語には、「Clever」や「Smart」と同様に、「賢い」、「頭がいい」といった意味があります。
文章にするなら、
彼女は若いけれど、とっても賢いんだよ。
とか、
それは賢明なアイディアだね。
といった感じで、日常的によく使われる単語でもあります。
「Wise」は、このように単語単体で使われることもありますが、他の単語の後ろに付けることで、「~に関しては」とか、「~的には」といった意味になっちゃうスゴイ単語なんです!(笑)
主に話し言葉の時に使われるので、学校で習うことはあまりありませんが、海外に行った際にネイティブの英語話者の方がよく使う表現のひとつです。
使えるようになると、とっても便利なので、ぜひ覚えていきましょう☆
「Wise」のいろんな使い方
では、「~Wise」という用法を使って、実際に文章を作ってみましょう!
このデザインは好きじゃないけど、金額的にはお買い得よね。
食べ物的には、吉野家がこの町で一番の日本食だよね。
クオリティ的には、アイフォンが一番のスマートフォンだと思わない?
といった感じです。
海外では、ちょっとしたことでも話し合いをしたり、ディベートをしたりすることがあります。
私もカナダ人の旦那さんと何を買うかなどでよく相談するのですが、以前新しいアパートを探しに行った時も、
この前見たところより、この部屋のほうが大きいね。
旦那「Yeah, but location-wise I prefer the other one.」
そうだね、でもロケーション的にはこの前見たところのほうがいいなぁ。
私「Oh really? How about price-wise? 」
え~?金額的にはどう??
旦那「Umm, this one is $100 less than the other one.」
う~ん。この部屋のほうが$100安いかな。
と、「Wise」を付けることで、会話もスムーズに進められちゃうんです!
名詞ならどんな単語にも使えるというのがこの用法の良いところ。
この使い方を知っているだけで、グーンとネイティブっぽさが増すので、ぜひ使ってみてください♪
他にも「Wise」には方向や方法といった意味があります。
例えば、「Clockwise」は、「Clock」時計+「Wise」方向で、時計の方向イコール「時計回り」と言う意味になります。
大きなデパートなんかに行った時も、
どこから見始めようか?
「Let’s go clockwise.」
時計回りに見ていこう。
なんて感じの会話ができます。
「Otherwise」も「Wise」のついた単語。
「Other」「他の」+「Wise」方法なので、「他の方法では」や、「それとは違った場合は」と言う意味になります。
一般的には、「そうでなければ」と訳されることが多いですね。
使い方は、
お願いだから急いでよ。そうじゃなければ遅れちゃうわ。
といった感じになります。
また、「Likewise」もとっても良く使われる表現。
「同様に」とか「同じく」という意味なんです。
この言葉は、挨拶の時によく使われ、
始めまして。
「Likewise.」
こちらこそ。
とか、
良い休日を!
「Likewise.」
あなたもね。
と言った感じです。
日本では、「Nice to meet you!」には、「Nice to meet you too.」とか、「You too.」で返すようにとならいますよね。
私は海外に長く住んでいながら、未だに「Nice to meet you!」と言われたときに、「あれ?Me tooだっけ?You tooだっけ?」と、答え方に戸惑ってしまうことが多いんです。(笑)
そんな悩みを解決してくれたのが、この「Likewise」という表現。
この表現なら、どんなシーンにも使えますし、「あなたと同じ気持ちですよ。」という意味があるので、自分の気持ちも伝えることができて、とっても使いやすいなぁと思っています。
また、「Likewise」はフォーマルな表現でもあるので、ビジネスシーンでのあいさつにもおすすめです!
まとめ
今回は、「Wise」の使い方についてご紹介してきました。
「Wise」を「~的には」という意味で使うことは本当に多く、買い物に行った際や、ビジネスシーン、そして友人との会話など、いろんな場面で使うことができます。
ぜひ「~Wise」を使って、ネイティブっぽい英語を目指しましょう☆