何か作業中に失敗をしてしまったり、パソコンのデータを消してしまった時に「やらかした!」と不意に出てくることがありますよね。
これを英語にすると、shootとか、ちょっと汚い言葉になるとshxxtとか、fxxkとかがあります。
これらも「しまった、やらかしちゃった」という意味で使うことはありますが、実はほかにもさまざまな使える英語フレーズがあるのです。
というわけで今回は、ちょっと何かをやらかしてしまって、ちょっと落ち着いた時に使えるような言葉を紹介いたします。
screw up
まず、「screw up」です。
この言葉はよく刑事や麻薬の売人、マフィアなどが出てくるような映画でよく聞きますよね。
例えば、マフィアのボスが銃を渡しながら、
おい、今回はやらかすんじゃねーぞ。
というシーンよく見ませんか?
または、麻薬を運んでいる途中にその麻薬を盗まれてしまった。そんな時に、
しまった。やらかしちまったぜ。俺、あいつらに殺されちまうぜ!
と逃亡を開始する、というような映画よくありますよね。
ということで、最初は「screw up」を使った「やらかした」でした。
mess
次にmessです。
こちらも、映画やドラマを見ているとよく出てきます。
例えば、2012年に公開されて、結構評判となった映画「Ted」で、主人公が騒ぎを起こして、彼女にフラれてしまう場面。
主人公が、
と言います。
ローリー、ローリー。ちょっと待って。ごめんなさい。僕、やらかしちゃったね。
というような訳になるでしょうか。
または、パーティーなどで大暴れをして、ふと我に返った時に、
というセリフが出てくることもありますよね。
なんてことを俺はやらしてしまったんだ。
と訳したらいいかもしれません。
blow
映画を見ていて、よく人間関係がだいなしになってしまったとか、やらかしてしまったということを言いたいとき。
そんなときはよく「blow」という言葉が出てきます。
例えば、映画「say anything」では、こんなセリフがありました。
Lloyd was such a gentleman. He was funny and nervous and strange, and I met people that I never would have met before, then I blew it. I called him basic. Can you believe I did that?
意訳ですけど、こんな訳になりますかね。
ロイドは本当にいい人だったの。面白くて、神経質だけど、不思議で、彼のおかげで出会うはずのなかった人たちと会うことができたわ。でも、私はやらかしちゃった。彼のことを「平凡」って言ったの。もう、びっくりでしょ。
また、Only the lonelyという映画の中で、主人公の男性からデートに誘われた女性は、彼が立ち去った後に、
と言います。
今回はやらかしちゃダメよ。
と自分に言い聞かせるのでした。
What have I done?
最後に、「What have I done?」です。
直訳すると、「俺って何をやってしまったんだ?」という意味になるでしょう。
私はこの言葉よく使います。
使うようになったきっかけは、やっぱり映画からです。
ちょっと古い映画なのですが、Brad Pit主演のThe River Runs Through Itという映画がありました。
具体的なシーンは忘れてしまったのですが、おじいさんが、少年二人に向かって。
君たち、一体、何をしでかしたんだ。
というシーンがあります。
私は、何となくこの言い回しが好きになり、何かをやらかしてしまった時に、
というのが口癖になってしまいました。
まとめ
やらかしてしまった、と言いたい時には、いろいろな言い回しがあります。
今回、紹介した言い回しは基本、どんな場面でも使うことができます。
あえて、シーン別に分けるとしたら、以下のような感じでしょうか。
- screw up 計画や事業を失敗したとき
- mess up 何か騒ぎを起こしてしまったとき
- blow 人間関係が壊れてしまったとき
- What have I done? 自分の行動をふりかえって反省するとき