あなたはwouldという単語にどんなイメージを持っていますか?用法がいろいろあるので、ぼやけたイメージしかない人も多いかもしれません。
でもこのwouldは使いこなせるか、諦めてしまうかで、英会話の彩りがぐっと変わってしまう超重要ワードなんです。
いつまでも避けていては英会話表現も乏しくなってしまいますよね?そこで今回は初心者の人でも簡単に理解できるようにwouldの使い方についてまとめました。
そのまま覚えて使える表現もたくさん紹介しますので、ぜひこの機会に苦手を克服していきましょう!
現在形のwould
一つ目の使い方は現在形の意味を表すwouldです。「推量」や「控えめなニュアンス」を表します。
推量か控えめなニュアンスなのかは、こんな風に文脈で判断していきます。
It would be alright. おそらく大丈夫
(おそらく〜→推量)
That would be fine. おそらくそれでOKです
(おそらく〜→推量)
これらの推量の意味は、控えめなニュアンスとして「大丈夫なんじゃないかな」「OKだと思うよ」と訳しても日本語としてはおかしくありませんね。またこんな推量の文章もあります。
That would be the best way. それが一番の方法だろう
Along second avenue is the shortest way to go mall. ショッピングモールへはセカンド通り沿いに行くのが一番近いだろう
I would go. 私は行くだろう
こちらも「だろう」がつくので推量の意味になりますね。
慣用句として丸ごと覚えたいものとしては
What would be best?どうしたら良いの?
Nothing would be same again. 同じことは二度と起こらない
などがあります。
ではもうひとつの意味を見ていきましょう。
I would be delighted. 嬉しいです
He would be sad. 彼は悲しむんじゃないかな
これらはI will be delightedやbe will be sadと言うよりも控えめなニュアンスで事実を述べる表現になります。また教科書などにも出てきた
Would you like something to eat? 何かお食べになりますか?
I would like to be a singer. 歌手になりたいのです
などもこの「控えめなニュアンス」のwouldになります。
さらにお店などで注文を終えるとこんな風に聞かれることがありますね。
Would that be all? ご注文は以上ですか?
これも控えめなニュアンスの使い方です。
たまにwill that be all?と聞かれることもありますが、wouldの方が「まだ注文したいものがありましたらお伺いします」といったような丁寧な印象がありますね。
過去形のwould
Wouldには過去の習慣を表す用法もあります。
I would sing well when I was a child. 子供の頃は歌が上手かった
She would cry when she was say bye-bye in preschool. 幼稚園で親と離れる時彼女はいつも泣いていた
こんな風に使いますね。
ポイントは過去の習慣であってもwouldの後ろは必ず現在形です。時制につられて過去形にしないよう気をつけてください。
仮定法のwould
仮定法の用法は少しルールを覚える必要がありますが、使いこなせるようになるとかなり会話のバリエーションが広がりますよ!まずはルールを確認しましょう。
If 主語 動詞の過去形 I would 動詞の原型
こちらが基本の形です。それではこれに当てはめて質問を作って見ましょう。
If I were you, I would apply for that job.
もし私があなただったら、その仕事に申し込むな
If you could read people’s thought, I would be panic.
もし人の心が読めてしまったら、私はパニックになるだろう
後半のI would…の部分を質問形に変えるとこんな文章を作ることができます。
If you were a invisible man, what would you do?
あなたが透明人間だったらどうしますか?
If you could win the lottery, what would you do?
もし宝くじが当たったらどうしますか?
後ろを否定形にするとこんな文章も作れます。
If I were him, I wouldn’t do that.
もし私が彼だったらあんなことしない
仮定法はもしもの話なので、話題づくりをしたい時は重宝しそうですね。
まとめ
Wouldの意味は現在形・過去形・仮定形のカテゴリーで覚えるとスッキリ覚えることが出来ます。
またwould-beという形容詞的用法もあって、
a would-be dancer (自称ダンサー)
などと言う意味としても使えます。
Wouldはネイティヴスピーカーも多用している表現なのでぜひ積極的に取り入れて見てくださいね!