「やる気がない」を英語でいうと?簡単に使える3つのヒント

外国人と一緒に勉強をしている時、仕事をしている時。「あ〜眠い!やる気ないよ〜!」と言って距離感を縮めてみたいですよね。

でも「やる気がない」というのは英語でどんな風にいうのでしょうか?

英語で言ってみても間違った言い方をしてしまい「?」という顔をされてしまては、せっかくの試みが台無しですよね。

今回は「やる気がない」と言えるようになるための3つのヒントをご紹介していきます。



「やる気がない」の英語表現を覚えよう

まずは「やる気がない」という表現を確認していきましょう。

「やる気がない」という表現にはいくつか種類があります。

・I can’t be bothered.

「やる気がない」の口語的表現です。

「bother」は「悩む」という単語。文字通り訳すと「それを悩む(ほど一生懸命やる気に)なれない」という意味です。

〜をするやる気がない、と言いたい時はbotheredの後ろにtoをつけて

I can’t be bothered to work overtime today.

(今日は残業する気になれない)

こんな風に使いましょう。

・I’m not feeling it.

ネイティブが良く使う表現。「それをする気分になれない」という気持ち的な要因でやる気がない、という表現です。

I can’t be bothered と同じように後ろにtoをつけると〜する気になれない、という文章を作ることもできます。

I’m not feeling to cook tonight.

(今日は料理する気になれない)=やる気がない

という感じで使います。

・I’m not motivated. (I’m unmotivatedでも可)

motivateという単語は他動詞で「人に刺激を与える、人に何かをやる気にさせる」という意味があります。

他動詞なので自分のやる気がない時は受身の形にしましょう。

I’m not motivated to go to school.

(今日は学校に行く気がない)

という風にも使えますし

How can I motivate my kid to study hard?

(どうしたら子どもが一生懸命勉強するやる気を出すだろうか?)

など受身でない形でももちろん使えます。

やる気がない程度を表してみよう

では基本の表現を覚えたところでどのくらいやる気がないのかを表してみましょう。

I’m just not feeling to be a manager.

(マネージャーにはなんとなくなりたくない)=やる気がない

I’m a little motivated.

(少しやる気があります)

※I’m little motivated.と「a」が抜けると「ほとんどやる気がない」という違った意味になります。

I’m not super motivated.

(めちゃくちゃやる気があるわけではない)

I really can’t be bothered to go to gym today.

(今日はジムに行く気が全然ない)

もちろん反対の「やる気がある」という表現もできます。

I’m highly motivated. Let me join the project.

(やる気があります。そのプロジェクトに参加させて下さい)

関連語のイディオムを覚えよう

最後に関連語のイディオムを覚えていきましょう。これであなたの表現力はさらに広がるはずですよ!

I’m really just not in the mood now.

(今は本当にそんな気分じゃない)

reallyとjustの位置に注意して使いましょう。

I’m a clock-watcher. I want to head home soon.

(やる気ない。帰りたい)

clock-watcher=いつも時計ばかり見てやる気のない人。ネイティブもよく使います。

She has get-up-and-go. I don’t.

(彼女はすごくやる気があるけど、私はない)

Doing my homework is a pain in the neck.

(宿題をするやる気が出ない)

Pain in the neck=悩みの種、イライラさせること

まとめ

今回は「やる気が出ない」の英語表現についてご紹介していきました。

「やる気が出ない」というのは「する気になれない」「気分が乗らない」「やりたいと思えない」など色々な言葉に置き換えることができますよね。

英語ではこの「言い換え力」が大切になります。

どのように言い換えることができるのか瞬時に判断できるかどうかで、英語がどれくらい早く口から出るのかその時間が変わってきます。

あなたもぜひ今回の表現を覚えて使ってみてくださいね。