betという英単語。
日本で勉強しているとあまり耳にしないかもしれませんが、実はネイティブはかなりよくこの単語を使います。
このbetを使いこなせると会話がかなりネイティブに近づきますよ!
今回はbetという単語を解説し、ネイティブスピーカーがこの単語をどんな風に使いこなしているのかをご紹介していきます。
betの意味
betの基本的な意味は「賭ける」です。
またそこから転じて「賭けても良いくらい強く思う」という意味もあります。
また名詞としては「賭けても良いくら確固たる意見」という意味もありますね。
では使い方をみてみましょう。
(このゲームに5ドルかける)
(彼女は絶対OKと言わないと思う)
Really? What do you bet?
(本当に?何か賭ける?)
I’ll bet a cup of coffee.
(じゃあコーヒーを1杯掛けるよ)
(心配しないで、全て上手くいくよ)
Thanks. My bet is same as you.
(ありがとう。私もそう思ってる)
betを使ったイディオム
では次にbetを使ったイディオムをいくつかご紹介します。
betには使えるイディオムもたくさんあるんですよ!
(タオルでしょ、歯ブラシでしょ、ノートでしょ、鉛筆でしょ・・・なんか忘れてないかな?)
You can bet your boots on that.
(大丈夫。問題ないよ)
※ブーツに賭ける→自分の最後の持ち物に賭ける→それくらい自信を持って言えること、という意味です。
(彼に1日30回も鬼電しちゃった!絶対嫌われる!)
I bet.
(そうだろうね)
※I betは少し上から目線というか「そんなこと当たり前だろ」という少し威張ったニュアンスがあります。
You bet(意味①もちろん)
You betにはいくつか意味があります。
よく使われる意味の一つがこの「もちろん」という意味。
「あなたが何かに賭けても良いくらい絶対だよ」というニュアンスですね。
I betは少し傲慢な印象があると紹介しましたが、このYou betはそのようなニュアンスはなく気持ちよく使うことができます。
(今夜遊びに行かない?)
You bet!
(もちろん!)
You bet(意味②良いよ)
You betには「良いよ」という意味もあります。
OKといつも言ってマンネリ化している人はたまにはこのYou betを使ってみてください。
(メッセージ書いてくれる?)
You bet. Why not?
(良いよ。もちろんだよ)
You bet(意味③どういたしまして)
特にアメリカでよく使われる使い方です。
You’re welcomeは言い方によっては「お礼を言われて当然さ」というニュアンスがありますが、You betは友達同士で気軽に「いいよ」と使える表現です。
Thank youと言われたらぜひ使ってみましょう。
(ありがとう。助かりました)
You bet.
(気にするなって)
まとめ
今回は「bet」の使い方と意味についてご紹介しました。
余談ですがネイティブスピーカーは結構気軽にWhat do you bet?(何賭ける?)と言ってすぐ賭け事をしたがる人もいます。
いつも現金を賭けなければいけない訳ではなくキャンディーやチョコレートなどでもOK。
もし誘われたら軽い遊びに付き合ってみてください。
また「bet」を使ったイディオムでは「You bet」が一番よく使われています。
意味が複数あるので使いこなすのはなかなか難しいかもしれませんが、最初は一つで良いので意味を覚えて少しずつ使えるように練習してみましょう。
「bet」であなたの英語が大きく変わります。
ぜひ今回学習したことを参考に積極的に英会話で使ってみてくださいね。