日本語を話す時って、目上の人には丁寧語を使ったり、友達同士で話す時は砕けた表現を使ったりしますよね。
英語でも同じように、丁寧な表現やカジュアルな表現があるんです!
今回はその中でも、カジュアルな会話でよく使われる「Nope」という言葉についてお話していきます。
「Nope」ってどうゆう意味?
「Nope」という言葉は、「No」と同じ意味で、「いいえ」と否定するときに使われるときの言葉です。
発音するときには、「ノゥプ」という感じになります。
カジュアルな表現なので、職場や目上の人、初めて会う人などにはあまり使わないほうが良い表現ですが、友達同士などではよく使われる表現です。
「Nope」はどうやって使う?
「Nope」という言葉は口語的な表現なので、日常生活の中で友達や家族と話す時なんかに使われます。
例えば、
宿題終わった?
Nope, I just started.
ううん。今始めたところ。
とか、
今夜なんか予定かる?
Nope.
ないよ。
なんて感じです。
私はカナダに住んでいるのですが、この表現は日常生活の中でよく使いますし、ネイティブの方が使っているのもよく耳にします。
「Nope」はカジュアルな表現だと説明しましたが、英語圏では結構フランクに話すことも多いんです。(笑)
例えば、日本ではコンビニやスーパーに行ったら、お店の方はお客さんに対して丁寧な言葉で話しますよね。
ですが英語圏では、お店のスタッフはお客さんに対してぶっきらぼうに話すことも良くあります。(笑)
ですので、
日本のお米って置いてますか?
Nope, we don’t have it.
いいや。ないよ。
なんて感じで答えられることもあります。(笑)
また「Nope」は、ゴキブリやクモなど苦手なものを見た時にも使われ、
ムリムリムリムリ。
なんて感じで言う事もあります。
「来ないで~!」という感じが伝わる表現ですよね。
怖いものを見た時は使って見ましょう。
いろんな「No」の言い方
「Nope」のほかにも、否定するときに使える表現っていろいろあるんです。
ひとつめは、「Nah」「ナー」という表現。
めっちゃお天気いいし、公園にでも行こうよ。
Nah, I pass.
え~。いや、いいよ。
とか、
どっちのドレスがいいと思う?私はピンクがいいかなと思ってるんだけど。
Nah, I will go with white.
う~ん。いや、私だったら白にするかな。
なんて感じになります。
また、「いいえ」とはっきりと断りたくない時もありますよね。
そんな時は、
ジョギング行こうよ!
Umm, let me think about it.
う~ん。ちょっと考えさせて。
とか、
ピザはいかがですか?
I’m good.
大丈夫です。
なんていう表現もできます。
最後の表現は、日本でも、誰かに何かを勧められていらない時なんかに、「いや、大丈夫です。」なんていう表現と似ていますよね。(笑)
場面や使う相手によって、いろんな「No」の言い方を試してみましょう。
「Nope」と「Yup」
「いいえ」とカジュアルに言うのに「Nope」を使うのに対して、「Yes」「はい」と言う時には、「Yup」「ヤップ」という表現も使われます。
例えば、
もう仕事終わったの?
Yup. I’m at the mall now, do you wanna come?
うん。今モールにいるけど、来ない?
とか、
これ自分で描いたの?
Yup, do you like it?
そうだよ。気に入ってくれた?
なんて感じの言い方もできます。
「Yup」という表現も「Nope」と同様にカジュアルな表現になるので、使う場所や使う相手に気を付けましょう。