「exhibit」の意味や使い方、読み方を徹底解説!

突然ですが「exhibit」はなんて読むでしょうか?

「x」が入っているので、なんとなく読みづらいですよね。

そこで今回はこの読めそうで読めない、使えそうで使えない、そんな単語「exhibit」 についてご紹介していきます。

実はこの単語はTOEICでも頻出単語となっていますので、覚えておいて絶対に損はないですよ。

例文もたくさん紹介していきますので、ぜひ繰り返し練習してマスターしましょう!



「exhibit」の読み方

「exhibit」は「エギジビット」と読みます。発音記号は「/ɪgzíbɪt, eg‐/」ですね。

ちなみに「exhibit」の名詞形である「exhibition」の発音は「エキシビション」(発音記号 /èksəbíʃən(米国英語)/)で、動詞と名詞の場合で濁点の位置が違いますので注意してください。

余談ですが「xylophone」も「x」の入っている読み方の難しい単語。

これは「ザイラフォン」と読み、木琴のこと。数少ない「x」で始まる英単語の一つです。

「exhibit」の意味

「exhibit」には動詞としての意味と名詞としての意味があります。

動詞は「展示する、示す(披露する)、並べる」という意味。

名詞は「展示品、展覧会、証拠物件」という意味です。

名詞には先ほど紹介したように「exhibition」という形もあり、こちらは可算名詞だと「展覧会、奨学金」不可算名詞だと「〜を示すこと」という意味になります。

「exhibit」「exhibition」の使い方

The museum is exhibiting Medieval European artifacts next week.

(その美術館は来週中世ヨーロッパの作品を展示する)

His valuable works are exhibited here.

(ここでは彼の貴重な作品が展示されている)

She exhibited juggling in public.

(彼女は公共の場でジャグリングを披露した)

I’m going to exhibit my watercolor painting,

(私は水彩画を展示する予定だ)

My parrot is exhibiting good behavior all the time.

(私のオウムはいつも良い行いを示している→私のオウムはいつも良い子だ)

You can exhibit your complex emotions to me.

(私にはコンプレックスを吐き出しても良いよ)

In this competition, I’ll exhibit my cooking skills.

(この大会で料理の腕を見せてやる)

He exhibited his genius at his school.

(学校で彼は、彼の天才性を発揮した)

「exhibit」のニュアンス

「exhibit」には「show」(展示する=見せる)と同じような意味がありますが、「exhibit」の場合は美術館や博物館のような大掛かりな会場での展示です。

また、「show」は個人が個人に見せる時に使うことができますが、「exhibit」の場合は公共の場で大勢の人に見せる、というイメージになります。

「exhibit」と似た言葉に「display」という単語もありますが、「exhibit」の方がやはり規模が大きくなります。ワンルームの個人の作品展のような場合は「display」でもOKです。

ちなみにムソルグスキーの「展覧会の絵」の英語訳は「pictures at an exhibition」ですね。

「なんの曲?」と思ったそこのあなたも、絶対にどこかで聞いたことがあると思いますよ。

Pictures at an exhibition

さらにおまけですが、人前でイチャイチャすることを

Public Displays of Affection

と言います。

「Affection」は「愛情」という意味の単語で、「love」よりも穏やかで慈しみに溢れている感じでしょうか。

「The big affection of a mother for her children」は「母親の子供への愛」ですね。

まとめ

今回は「exhibit」という単語について、色々と脱線しながら解説してみました。

読み方は少し難しいですが、意味は比較的まとまっていますので、覚えやすいかと思います。

ぜひ覚えて使ってくださいね。