ネイティブの英語スピーカーがよく使う「In case of~」という表現。
「よく耳にはするけれど使い方が分からない!」という方もいますよね。
今回はそんな日常会話でもよく使われる「In case of」というフレーズの使い方についてお話していきます。
目次
「In case of」の使い方とは?
「In case of~」というフレーズは、「~に備えて」とか、「もし~があった場合は」なんて言いたい時に使える表現です。
日常的にもよく使われます。
例えば、海外のエレベーターには、
火事があった場合には、階段を使ってください。
なんていう表示があります。
「In case of fire」で、「火災があった場合には」という意味で使われています。
他にも、
非常事態に備えて、お水を確保しといたほうがいいよ。
といった感じで「~に備えて」といった意味で使われることもあります。
「In case of ~」には後ろに「名詞」がつくというルールさえ覚えておけば、うまく使えますよ。
「In case」の使い方とは?
「In case of 」と意味は同じですが、「In case ~」というフレーズもあるんです。
「In case ~」というフレーズは、後ろに「主語+動詞」の文が入る時に使われます。
例えば、
カナダに住むことになるかもしれないから、英語を勉強しよう。
とか、
万が一日曜日に閉店してるってこともあるから、レストランに電話してみよう。
といった感じで使えます。
日常会話で使われる際は、「~ってこともあるからさ」といったカジュアルな感じで使われることもありますよ。
「Just in case」の使い方とは?
「Just in case」というフレーズは日常会話でよく登場してくるフレーズ。私もよく使います。
使い方は、
お客さんがもっと来るかもしれないから、とりあえず多めにパスタを作ろう。
とか、
寒いかもしれないから、念のために冬用のジャケットを持っていくわね。
なんて感じで使えます。
特に面倒な文法ルールもなく、「Just in case」を付けるだけで、「年の為にね。」とか、「万が一に備えて」といった意味を加えることができる万能なフレーズです。
もしもの時に使えるいろんなフレーズ
「In case」を使ったフレーズは「万が一~だった場合の為に」と言いたいときに使われます。
ですが、他にも同じような意味で使われる表現もあるので、一緒に覚えておきましょう。
「If」を使った表現
「もし」と言いたいときに使う英単語といったらやっぱり「If」ですよね。
もし休暇を取るのなら、貯金でもしようかな。
といった感じで使われます。
「In case」を使った表現が「万が一~だったら」というのに対して、「If」は「もし~だったら」といった意味になるので、
もし休暇を取るのなら、貯金でもしようかな。
In case we are going for vacation, I will save some money.
休暇に備えて(万が一休暇を取るとして)、貯金でもしようかな。
といった違いが出てきます。
「If」を使った場合は、休暇を取るという状況になったら貯金をするといったニュアンスですが、「In case」を使った文では、休暇を取ることに備えて準備して、貯金をするといったニュアンスです
ちょっとした違いですが、知っておくと使い間違いを防げますよ。
「When」を使った表現
「When」を使った表現も「もし~の場合は」とか、「もし~だったら」と言いたいときに使えます。
例えば、
もし時間があったら、お皿洗ってくれない?
とか
暇だったら電話してね。
なんて感じで使えます。
「When」を使うのに「If」のような働きをしているのですが、「When」を使う時の方が「確かな未来」を想定するときに使われるという違いがありますよ。
というわけで今回は、「In case of~」というフレーズの使い方についてお話してきました。
使い方にちょっとしたルールがありますが、何度も使っていって覚えていきましょう!