英語で「休憩」と言えば、まず頭に思い浮ぶのは「rest」そして「break」ではないでしょうか。
この二つに違いはあるのでしょうか?
どんな場合の「休憩」でも、どちらを使っても問題ない?
まず簡単にざっくり言うと、「rest」は長い休憩、「break」は短い休憩です。
ゆっくりと休む「rest」。
さっと一息、「break」。
ではその違いをもっとじっくり掘り下げてみましょう。
ゆっくりちゃんと休みましょう。「rest」はこう使う
「rest」は数分間の休憩などにはあまり使われず、例えば体調不良のため休息するとか、疲れを取るためしっかり体を休めるなどの「休憩」のニュアンスで使われます。
(すっごく疲れてるんじゃないの。ちゃんと休んで!)
といったように、「Get some rest(休む、休憩する)」というフレーズがよく使われます。
その他には同じ意味で「take a rest」「rest up」などのフレーズがあります。
例文をあげておきます。
(彼女ここのところすごく頑張ったから、週末ゆっくり休まないとね。)
(何日かお休みしてね。)
また究極に長い休憩に使われるのはこちら。
「R.I.P」つまり「rest in peace(安らかに眠れ)」は墓石などに掘られる言葉です。
一息入れよう!「break」の使い方は?
ではさっと一息、ちょっと休憩、そんなニュアンスの「break」を見ていきましょう。
こちらもフレーズとしては「take a break」がよく使われます。
(ちょっと休憩しよう!)
という感じですね。
restとは違った、とてもカジュアルな「休憩」です。
仕事や勉強の合間に一休み、のニュアンスです。
日本でもコーヒーブレイクとか言いますよね。仕事中にちょっと休憩、コーヒーを飲んでリフレッシュという感じでしょうか。
ここでもコーヒーレストとは言わないですよね。
(ちょっとコーヒーブレイクしよう。目が疲れちゃってさ。)
そんな風に短い休憩で使われる「break」ですが、例外もあります。
学校限定になりますが、「I’m on break」というと「I’m on vacation」と同じ意味で、長い期間のお休みということになります。
「summer break」「winter break」と言えば夏休み、冬休みのことです。
しかしこれは社会人には使われません。その場合は「summer vacation」「winter vacation」となります。
まとめ
「rest」と「break」の違い、簡単でしたね。
ちゃんとしっかり休息を取る、の「rest」。
一息入れようの「break」ですね。
例文をおさらいすると、
- You look so exhausted. Get some rest!
- Let’s take a coffee break. My eyes are so tired.
みなさんも疲れをどっと感じる前に、こまめに休憩 しましょうね。