「pretty good」の意味とは?ネイティブが使う時のニュアンスを掴もう

突然ですが皆さんは「pretty good」の意味を学校でどのように習いましたか?

「かなり良い」と習いませんでしたか?

実はこの「pretty good」は、日本人の英語学習者の多くがニュアンスを正しくつかめていない英語表現なのです。

そこで今回は「pretty good」の意味と使い方、実際のニュアンスなどについてご紹介していきたいと思います。



「pretty」とは

ではまず「pretty good」の「pretty」についてみてみましょう。

「pretty」には形容詞的用法と副詞的用法の2つの用法があります。

形容詞的用法では「可愛らしい」という意味になり、副詞的用法では「とても、かなり、ずいぶん」という意味になります。

「pretty good」の場合は「good」という形容詞を修飾していますので、副詞的用法の「pretty」になりますね。

そしてここが重要なポイントなのですが、副詞の「pretty」に「とても」という意味があるため、多くの英語学習者は「pretty good」を「とても良い」=「very good」だと思ってしまうのです。

しかし実はこれは間違っています。

続いては「pretty good」の意味について考えていきましょう。

「pretty good」の意味

「pretty good」は言い方によっても意味が変わってくる表現なのですが、基本の訳は「まあまあ良い」です。

ただ「まあまあ良い」と言う時の「まあまあ」の度合いが人によって異なるように、元気そうに「pretty good」と言えば「とても良い」という意味にもなりますし、元気がなさそうに「pretty good」と言えば「まあぼちぼちですよ」という訳になることもあります。

また、「pretty good」は誰に対して使っているのかによっても言葉の性質が変わってきます。

「どういうこと?」と思ったそこのあなたのために、詳しく説明していきましょう。

例えば「how are you?」と聞かれて「I’m pretty good」と答えるのは「普通」といったニュアンスになります。

また「fine」も「普通」と訳されますが、アメリカ人に聞いてみたところ「pretty good」よりも元気の度合いは低いそう。「I’m pretty good」は「I’m OK」と同じくらい、つまり「普通」ぐらいのニュアンスだそうです。

では、もう一つ例をみてみましょう。

I think I did pretty good on the exam.

と言えば「試験は結構できたと思う」という謙遜の表現になりますね。

では、他人に対して「pretty good」を使うとどうでしょう?例えば

Your English is pretty good.

と言うと、言った方は「英語がとてもお上手ですね」という意味で言っているかもしれませんが、実際は「まあまあ英語うまいんじゃない?」というかなり上から目線の発言になります。

この場合は

Your English is good.

と言った方があまり嫌味な感じがありません。

ただ、「pretty」を形容詞的に使って

You are pretty.

と言うと単純に「可愛らしいですね」という褒め言葉になりますね。

最後に、ものに対して使うとどうでしょうか。例えば

That TV show is pretty good.

と言えば「あの番組は結構面白い」となり、「pretty」は「結構」という意味になりますね。

こんな風に「pretty good」は自分に対して使うのか、他人に対して使うのか、ものに対して使うのかによって、言葉の性質が少しずつ変わってきます。

「pretty good」が持つもう一つの性質

もう一つ「pretty good」に関して覚えておきたいことがあります。

それは「pretty good」には「想像していたよりも良かった」というニュアンスが含まれていることです。

例えば

How was your presentation?

(プレゼンどうだった?)

That was pretty good.

(思っていたよりも、まあまあだったよ)

という感じですね。

「pretty」を使ったイディオム

最後に「pretty」を使ったイディオムを一つ紹介します。

「be sitting pretty」苦労せずに悠々としている

I finished every work before the vacation, so I’m sitting pretty now.

(休暇の前に仕事を全て終わらせたので、今は悠々としていられる)